『わたしを離さないで』第4話

それぞれ子供時代を過ごした施設(学校)を出て束の間の自由を得たらセックス三昧ってのはまぁそうなるんだろうなーってなもんだとして、陽光を出てその日の夜(だよね?)に早速トモをモノにした美和だけど、「ここ噛んで」っつってキスマーク付けさせ翌朝恭子にこれ見よがしにそれを見せつけて「俺のもんだからって」なんて知識を果たしてどこで仕入れたのだろうか・・・?ってのはソレとして。
芳雄が綾瀬さんの初めてを奪う男とかー!!。
綾瀬さんの耳元で「寂しくなったらいつでも呼んで」とささやいた時からそうなるのだろうとは思ってましたが、綾瀬さんのシャツを脱がせる自らもシャツのボタンを3つ開けてる芳雄にはちょっとテンション上げてしまった自分が情けないw。
ていうかなんで芳雄は外出時にニット帽被ってんの?脱いだら案外カッコいい狙い??w(洗濯室でニット帽取って頭ワシャワシャってしてボリューム出そうとする芳雄にちょっとキュンとしたしw)。
別の意味で興奮したのは春馬と芳雄二人っきりのシーン(←表現w)。
映像にせよ舞台にせよ、三浦春馬井上芳雄が芝居で絡むなんてものを見る日がくるとは思ってもみなかったので、かなり本気で興奮してしまいました。
ほんのわずかな時間でしかなかったけど、演技の相性は悪くないんじゃないかなと思えたので、ぜひとももっと長い時間、ガッツリと芝居し合う二人が見たいです。もちろん舞台で!!!できればミュージカルで!!!春馬ならきっとできる!!!(言霊!!!!!)。
本筋のほうはコテージ編に入り、いろいろと明らかになったことでこれまで漠然と想像していたものがほぼほぼその通りであることがわかってきましたが、提供者として生育されている者たちの支援団体などというものがあり、龍子先生もそこに所属してたってのはちょっと驚き。支援団体というからにはそれなりに提供者に関するアレコレを知っているのではないかと思うのに、でもいざ陽光に赴任したらあの言動だったわけで、結局なんにもわかってなかったってことだもんね。しかも陽光は「試験を受けずにコテージに行けて介護人についても知らされていない」という『特別待遇』なわけで(陽光に入れるかどうかってのはどこで(なにで)選別されるのだろうか)、おそらく陽光以外の施設はもっと・・・・・・低レベルな生育環境だろうわけで(ていうか陽光にいたときは週に一度の健康診断を受けさせられてたけど、陽光を出た途端真実は煙草吸っちゃってるわけで、あれだけ力入れて教えてた美術がコテージで何の役に立つんだ?ってな話だし、陽光の何が「特別」なのかイマイチわからん)。
とか思ってたら龍子先生がなにやら動いているらしく、提供者たちが置かれている『現実』『真実』を知った龍子先生の動向はドラマ的にちょっと期待できるかなー。
あとマダム。マダムの役割がまだ見えてこないので、そこに希望があるといいなとは思うんだけど、でも毎回書いてるけどトモも美和も既に提供が始まってるわけで、そんな状況で何が希望であり救いになるのか・・・という気がしちゃうよねぇ。真実が参加してるという反対活動?も、トモや美和にとってはなんの力にもならなかったことはわかってしまっているわけで。だからこのドラマって、今のところは見てて虚しさしか残らないんだよなぁ。