『ちかえもん』第4回

ちょっと!!純子様に読み聞かせしてもらうとか万吉うらやましいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!。
相手が万吉だとちょっとまぁ・・・・・・微妙だけどw(読むんかーーーーい!!ってちかえもんと一緒に声に出して突っ込み入れちゃってちょっと恥ずかしかったw)、読み聞かせしてるおかあはん純子様を襖の隙間からそっと眺め聞きたい・・・。
ていうか「すぐ眠れるように、信盛の書いたホンにしましょうねー」っておかあはんさりげなく毒w。
そして
朝の沢庵の残り→あさのたくぅあののくぉり→あさのたくあのこり→浅野内匠頭
無理やりすぎるwwwww。
いやあ、これぐらいの発想力というか跳躍力というかこじつけ力というか(笑)、これぐらいもってなけりゃ脚本家なんてできないんだろうなーと、つくづく思いましたわ。ちかえもんにしても藤本さんにしても。
ていうか、このアホすぎるこじつけから黒田屋=寺坂吉右衛門だと自分内確信を得たちかえもんのボケ推理に乗っかる黒田屋がさすが銀之丞さん。あの状況でけったいな二人組に突然押しかけられてわけわからん話聞かされたら慌てるとか訝るとか怒るとかしてなんとか追い出そうとしそうなもんなのに、えっ?は??ってなりながらも話術(演技力)で場の主導権をあっという間に掌握するすごさよ。もう表情だけで惹きつけられるもんね。
ちかえもんの替え歌コーナーの馴染っぷりもそうだし、この役と役者のハマリっぷり、メタ目線の使い方というか、劇の中に役者自身をチラ見せするバランスが見事だわぁ。
で、ちかえもんのトンデモ推理はどうでもいいとしてw、寺坂吉右衛門・・・・・・・・・ではなかった黒田屋は実は平野屋の身代を狙う悪党(?)で、それを徳兵衛に思いを寄せるお初に教えたのはお初の“狙い”が徳兵衛ではなく平野屋忠兵衛であるとあたりをつけてるからで、共にアホボン徳兵衛を取っ掛かりにしようとしてることだし協力しようと持ちかけるんだとして、それに乗るかはまだわからないけどお初の本当の目的はどうやら平野屋忠兵衛に対する仇討だと。さらにそんなに悪いことしてそうになかった平野屋は高麗人参で違法な商いをしてる(?)っぽいと。
ここへきて一気にキナ臭い話になってきたけど、ここから何がどうなって曽根崎心中が出来るのか、まだひと波乱もふた波乱もありそうだよね。
前回の感想で少なくとも番頭さんだけはアホボンのことを想ってくれてると書きましたが、今回のお縄騒動で店の者達みんなアホボンだとは思いながらも若旦はんのことを好いてるってことがわかって、アホボンもあーだこーだ言われながらもなんだかんだで手代見習いとして働くのが嫌じゃなさそうで、それがとても微笑ましいのでアホボンが家を捨てて最終的に心中を試みる・・・のかなーとか思うとちょっと悲しくなってしまう。


特に何をしたでも言ったでもないのにどさくさ紛れに悪口言われる有起哉義太夫は今回も大層かわいかった。
ってなわけで、竹本義太夫役の北村有起哉さんが出るスタジオパークは12日放送だそうですよ!何事も起こりませんように!!。