- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/12/02
- メディア: 単行本
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ってな紹介文は事前に確認してはいましたが、人々の「業」深っ!!!。
札幌市内で働いてる人たちどんだけ犯罪犯してるんですか・・・。
それだったら「業」ではなく「秘密」とか、もうちょっとマイルドな言葉を使うかーって、読み終わってみればそう思いはしましたが、恋人とか友人とか家族とか職場の人間関係とか、そういう日常において抱える悩みだったりトラブルだったりを解決するってな感じの物語かなーと予想していたもんで、なんだこの館恐ろしい・・・っ!!ってなりました。
“死の状況”は毎日どこかのニュースで流れているような、こう言ってはなんですがよくあるものなのに、それをこうまでサクっと後味の悪い物語に仕立て上げられる石持さんが一番恐ろしいわけですが。