石持 浅海『不老虫』

不老虫

不老虫

農林水産省で防疫に関する仕事をする酒井は「サトゥルヌス・リーチ」という未知の寄生虫が日本に入ってくるかもしれないと聞かされる。ついてはその専門家と共に行動し対策にあたるよう命じられるが、アメリカから来日したのは猫を連れた美貌の若い女性であった。という始まりで、通称「不老虫」と呼ばれる寄生虫は体内に「不老石」なる物質を宿していて、それを巡っての思惑がありつつエイリアンと触手の中間みたいな「不老虫」VS主人公と美貌のハンターと猫トリオを描く物語です。
が。
今私は寄生虫学を専門とする男が主人公のドラマを好んでみていてですね、「寄生虫」ときたらその男を連想してしまう脳モードになっていてですね、だもんで美貌の若い女性をP様に、連れている猫をサモンさんに、農水省の酒井を菜々緒にと置き換えて読んでしまってですね(濱田岳くんでもいいけどラブ要素があるんでここは菜々緒で。いや岳くんとラブでも別にいいっちゃいいけど)、この時点で石持さんには心底からの申し訳ないの一言ではあるのですが「それ超見たい!!!!!!」となってしまいましたという報告を感想として書き残しておきます。


それはそうとこの装丁画どうなん・・・?。主な登場人物勢ぞろいしてることはいいとしてもどんな意図でこの画のタッチにしたのかと。好きか嫌いかで言えば嫌いじゃないと答えるけどこのB級感に惹かれる人よりもそうでない人のほうが多いように思うのだけど・・・。