『ラストマン-全盲の捜査官-』最終話

「異父兄弟」どころか「両親共に同じ正真正銘の兄弟」でした!

という、福山雅治大泉洋の兄弟ドラマを作りたかったんですね以外に反応のしようがない「真相」でしたが、続編の可能性も含めそれなりに綺麗にまとめてみせたな。

似てない兄弟や似てない親子なんてドラマでは当たり前のことだけど、ツダケンの父と相武ちゃんの母から身長的にも顔面的にも福山雅治大泉洋が誕生するとはとても思えんがなw。

そしてやはり鍵は皆実が作った「肉じゃがの味」でしたが、まさかそれが「にんにくを効かせる」ことがポイントだとは・・・。にんにく入ってる肉じゃがって・・・(にんにくが苦手な人)。

でもあそこで「腹、減ってないか」はずるい。俳優・津田健次郎屈指の名演技だった。このシーンだけで三か月間見続けた甲斐があったってなもんよ。

石橋蓮司の幹事長が首謀者で寺尾聡の護道清二は裏仕事の“隠蔽”を行ってた程度かと思いきや(そう思わせる石橋蓮司の存在感はやはりすごいわ)、清二自身が完全なる保身のために殺人を重ねてたうえに弟として可愛がってた心太朗には「本物の兄」がいた、という真相は上川隆也の護道京吾がさすがに気の毒になるんだけど(それを言うなら森口瑤子の妻もな。実の父と義理の父が逮捕され夫は秋田に飛ばされたこともだけど、セレブとして生きてきたんだろうからこの歳でそれを全て失うのはキツイだろうよ)(泉は吾妻とイイ感じになれただけでオッケーだろw)、でも地方に飛ばされたぐらいで済んだことだしこの人ならまた中央に戻ってこれるだろ(息子がやらかしたのにナンバーツーの椅子に座り続ける某甲斐さんを思い出しつつ)。