うん・・・まあ・・・瀬名様発案の「慈愛の国計画」の是非はともかくとして、なぜ信長に「漏れない」と思ったんだろうな？としか・・・・・・。
だって徳川も武田もお互い大勢の仲間を殺されて恨みあってんでしょ？その末端兵にまで瀬名様の理想が伝わる、届く、浸透するわけないじゃないか。
届かずとも命令だから「戦ってるフリ」はしても（命を落とさずに済むわけだからそれ自体は歓迎だとしても）「フリ」だから恩賞もないだろうし（あったとすれば他国を奪うことなくその資金をどこから調達したのかと）そこで不満が生まれるだろう。そしてその不満はどこかで発散されることになろうわけで、それこそ千代や大鼠のような存在がそれを察知しないはずがない。
瀬名様の語る「争いのない世の中」「助け合うことでひとつの国になる」なんて夢物語に心打ち抜かれるおめでたい奴らばかりなのは「アホだな」で終わるけど（徳川家臣団まで総乗っかりなんでアホの一言で終わらせるわけにはいかないんだけど、もはや考えることから逃げたいので・・・）、ゴードン勝頼がただの父親コンプレックスの無能みたいな感じになってんのが腹立たしいんですけど。いや父親コンプレックスは確かにそうなんだけど、だとしてもどう考えても勝頼のほうが「マトモ」じゃん。
穴山が離反し勝頼が急速に求心力を失い武田が滅亡する理由がコレってさすがに“大河と思わなければ見られる”という（自分に対する）云い訳が通用しないレベルなんですけど。
