貴山絶対絶命のタイミングで現れ助けてくれる涼子さんがゴリゴリのヒーローすぎる！
『上水流涼子が暴力事件を起こしたのは「後催眠」を掛けられていたからで、それを行ったのは貴山である』
と、暴力事件の直接の「理由」は原作と同じではあったものの、原作ではまずそれを知った（突き止めた）うえで貴山に「一緒に働かないか」と誘うんだけど、「絶対に嘘はつかない」ことをルールとし「バディ」としてやってきた貴山にこれほどまでに大きな嘘をつき続けられていたことを知っても『（貴山を助けるために）身体が動いてしまった』と言う涼子さんは原作以上に原作らしい、そして原作を超えたドラマ版・上水流涼子になった。
貴山も貴山で、原作のように涼子から探し当てられるのではなく自ら接触したわけで、そこにどんな理由を用意するのだろうかとどちらかと言えば不安視してたけど、命じられるがまま後催眠を掛けた理由も涼子に近づいた理由もちゃんと理解できるものだし、裏では罪悪感を抱えつつも涼子と共に仕事をするなかで涼子のことを「人間として好き」になっていったってのは心底からわかるもんな。
最初はどんなもんかなと思ったけど素敵なバディになってくれたなと感動しちゃったよ。
まあ涼子の格闘術を脳内で3Dとして投影し、その動きを完璧にトレースしてチンピラをぶちのめす貴山にはいやそれさすがにIQバカ高とかいうレベルじゃないだろｗとなりましたがｗ。
貴山が「赦された」ことで晴れて『最強バディ』として迎える最終回。こんなにも清々しい気持ちで最終回を待てることが原作（者）好きとしてもとてもうれしい。
