『大病院占拠』第8話

警視庁アウトサイダー片岡愛之助が演じた有働副総監に続き、渡部篤郎演じる備前神奈川県警本部長も「大義・信念のためなら多少の犠牲はやむなし」主義者かよ。

フィクションの世界ってこういう権力者ばかりだけど、出世したからこういう考え方をする人間になるのか、こういう人間だから出世できるのか、どっちなんだろうなと思いつつ、知事と本部長は横並びでP2計画の「首謀者」だろうと考えていたんで、「自らの手で病院長を射殺」したことを武蔵に暴かれここで退場するってのは病院ツダカン病院長がアッサリ射殺されてしまったのに続いてこれまた予想外の展開。

ていうか、病院長が武蔵に告げた「SDカードに保存してあるという証拠」はなにがしかのデータとか動画とか、まさに決定的な『証拠』なんだと思ってたのに、『病院長の告白』でびっくりよw。病院長のポケットに盗聴器だかICレコーダーだかを仕込まれてて『音声』というこれぞ決定的な証拠が追加されたからよかったものの、あれだけがんばって手に入れたSDカードが大した意味なくて笑ったw。

てかどいつもこいつもポケットからモノ抜かれたり入れられたりしすぎw。

で、病院外で暗躍する紫鬼の正体はやっぱり相模で、人質のなかにいる鬼の協力者は糖尿病の看護師であることが判明したけど(正体を明かす瞬間縛ってた髪をフワッサーとほどくというイイ女ムーブしてたけど、このひとこれ一回やってみたかったんだろうなw)、看護師が鬼ではなく“協力者”扱いであることには理由があるのだろうか。
青鬼と知事と武蔵妻が向かった地下4階の入り口扉にバイオハザードマークがあったんで、P2計画はなんらかのウイルス、感染症絡みだろうけど、この看護師はP2計画の中身など全く知らされずに地下4階で“患者”を担当していて、そこで感染して糖尿病を発症したとか?。
鬼たちは全員P2計画の“犠牲者家族(遺族)”だけど、看護師はそれとは立場が異なるから鬼にはならなかった・なれなかったとか?。

とか考えながら公式みたら鬼マークついてましたわw。この人も普通に鬼でしたw。


で、わたしの「紫鬼の正体は丹波」という希望は見事に散ったわけですが、そういうことならこの人なんなんだろう・・・。
殺人犯として逃亡した武蔵捜索を指揮するでもなければ最前線に立つわけでもなし、このままだとマジのマジでただの無能ってことになっちゃうので、残り2話?のどこかで見せ場があるといいんだけど・・・。