『王様戦隊キングオージャー』第1話「我は王なり」

舞台装置としての世界観は初回から「視覚」として理解できたけど、ミニチュアセットを豪快に破壊するロボ戦(この操縦システムめちゃめちゃ「操縦してる感」があってすごくイイな!)含めこの映像クオリティがどこまで持つか(最後まで持つとは到底思えん)。
とりあえず5話までは各王様それぞれの国が舞台となるとして、それが終わったら岩船山を筆頭に“いつもの場所”で戦うことになる心積もりはしておきますね。

ほぼほぼ事前情報入れずに見たので赤の立ち位置が王に剣を向ける反逆者からの正義のために子供を犠牲にするならそんな正義はぶっ潰すと「邪悪の王」となることを宣言するという、妙に捻りのある設定であることはちょっとまだ混乱してるんだけど(ごっこ遊びで「悪役」をやってた延長線上でのコレってのは30分の初回としては見事すぎる展開ではある。あの状況でギラが「そうだ!王様に文句言いに行こう!」と城に行くのはまあ無理めの作劇だとは思うけど)、ここからシュゴッダム以外の王国を巡り各王たちとどんな関係性を築くのか、それぞれが「王様」というだけあって常に行動を共にするというわけにはいかないだろうしそこいらへんも含め「戦隊」としてどう構築していくのかまずは5話までお手並み拝見という感じかな。

個性ツヨツヨな王様たちだけど、いざ予言が現実のものになるやいなや先頭に立って勇ましく戦い民を守ろうとする姿を最初から見せてくれたところはすごく良い。特にキーキー文句言いそうな黄色のヒメノの戦いっぷりには一気に好感度上がったもんな(仮面ライダーナーゴがアレなもんで余計に)。

ってところで、矢野くん演じるラクレス王がクソなのは初回にしてとても落ち着くw。
それなりの話数をかけて「本性」を見せたギーツの忍成修吾に対し初回からクソ全開なのがどっちに転がるのか楽しみー!。