『100万回言えばよかった』第8話

「直木の幽霊パワーを跳ね除けられる方法を見つけたんで今まで通り一緒にいて大丈夫になりました」という時点で気持ち的には完全に切れたし醒めたんでもうどうでもいいんだけどさ、どんな方法かと思ったら「猫アレルギーなので猫の毛を入れたお守りを持ち歩けばオッケー」というお手軽さでもはや笑うしかない。

心底どーーーーーーーーーーーーーでもいい女医と死んだ夫の話は「成仏の実例を見せる」ことと「心残りがなくなって成仏したと思われた菊地凛子が『最後に実体化できた』」ことを見せるため、つまりそれが直木にも起こるという布石のためのものだったんだろうけど、もう一度言うけど心底どーーーーーーーーーーーーーでもいいし気持ちが切れてるからイケ散らかしてる魚住さんを見てもキャー!とはならんわ。まあちょっとはなったけど。

幽霊の自分には悠依を助けることができないと落ち込んでた直木が「幽霊だからこそ」英介の手を止めることができる=悠依を助けることができるという展開は面白いし、英介が結局真っ黒だってのも直木の人生ってなんだったんだよとはなるけどミステリーとしてはド直球で、荒川良々の怪演もあってこれはこれでアリだけど、幽霊周りがふわっふわファンタジーすぎてほんと気持ちが付いていかない。ここまできたら最後まで見るけどさ。