『100万回言えばよかった』第7話

悠依と直木は魚住さんがいないと意思疎通(会話)ができないけど「いざとなったらお姉さんに頼めばいっか」って、魚住あまりにも切なすぎん・・・・・・?と、直木を想う悠依のことが好きだという魚住を思って胸を痛めながら7話を見たというのに、次回の内容『譲は、直木の幽霊パワーを跳ね除けられる方法を見つけ、再び、悠依と直木と譲は3人で過ごせるようになったのだった』と書かれててものすごい勢いで醒めた。

どうやってそれを見つけることになるのか知らんけど「幽霊パワーを跳ね除けられる方法を見つけ」って、だったら「いずれ命を落とす」設定とかいらねーだろ。あと1回身体を貸したらアウト(ってこの設定も馬鹿馬鹿しいんだけどさ)だけでいいじゃん。

あっさり口笛で「居る」ことを確認できるようになったりファンタジーだなとは思ってたけど、それでもメイン三人の「感情」だけはしっかりと描かれているからこそそのファンタジーを受け入れられてたのに(祈祷中の姉ちゃんが弟の近くにまた新たな幽霊が登場したのを察知してたり、その姉ちゃんの子守としてマーさんがすっかり馴染んでるのはナイスファンタジー!w)、“直木と繋がり続けたら命を落とす”という状況で魚住はどうする?直木と悠依はどうする?と、そこで更なる「感情」が描かれるのかと思ったのに一気に馬鹿ドラマと化したんだけど。

さすがに本編後に流れる予告で「誰かの身体をもらって生き返ることができるかも」ってな台詞があったのは嘘というか、そんなことは「できない」ってことになると信じてるけど、このドラマには直木が「弟のドナー扱いされてた」という非道な設定があるんだよね・・・。そんな設定なのにこれまで、直木の葬式にすら一切姿を見せない「弟」がその「誰か」になる・・・・・・なんてことになったら母親の気が狂うだろうしたぶんわたしも(怒りで)狂うよ?。
(でも弟でなくとも直木が「身体をもらう」としたら、それこそガワが荒川良々で中身直木なんてことになったら視聴者が死んだ魚の目になるだろうからそれ相応のルックスが用意されるはずなんで、それが「誰」かってことは気にならなくはないです)

で、やはり「グミ男」が荒川良々演じる英介であることが判った・・・ってことでいいのかな?・・・いいんだろうな。
でも直木の件には関わっていないと思いたい。例え間接的にでも関わってるなら口笛の音を実際に聞いてそこに「居る」直木に「おまえの葬式行っちゃったよ!なにやってんだよ!」とか「お前ずっと悠依ちゃんの傍にいろ!離れんなよ!」とか、あんなふうに言えないでしょ。関わってるのにあんなふうに言えちゃうなら英介こそが「黒幕」としか考えられないもん。
でも直木のためにその想像はしたくない。

だから英介はかつてはちーちゃんのビジネスにどっぷり関わっていたけど今は足抜けしてその贖罪もあって子供のために真っ当な活動をしてて、でも直木を殺したのがかつて自分が関わっていた者たちだと「解った」から直木がされたことの落とし前を付けるべくグミを食べながら当時の「悪モード」のスイッチを入れてたのがあのラストカット、ってことだと思うの!。頼むそうであってくれ!。