『推しの王子様』第2話

顔面ケント様を理想の王子様に育てるのは結構だけど、馬鹿は馬鹿だと思うのよね。
知力・知識については生育環境によるところがあるし、常識とかマナーもまあ知らないで(教えられずに)生きてきたってことはあるかもだけど、問題は地頭だと思うの。地頭さえ悪くなければ教えれば教えるだけ吸収して「王子様」になっていく(過程を楽しめる)だろうけど、航はこれダメだろ。素で馬鹿だろ。

これやっぱ当初の予定通り深キョンだったら航のバカさも深キョンのいい意味でのファンタジーパワーでもっと「ホワホワ」した感じになったんじゃないかな。比嘉ちゃんは比嘉ちゃんで悪くはないけど、元同僚に煽られるのとか比嘉ちゃんだとリアルさがあるから航の無知さが際立ってしまうのではないか、と。
そしてそれにより「女社長が若い男を飼育する」感が制作が意図してるよりも強く出てしまっているように感じる。
時間的にも、それから渡邊くんの演技力的にもそんな余裕はないということなのでしょうが、深キョンから比嘉ちゃんに代わるのならば航の設定も対比嘉ちゃん用に修正すべきだったんじゃないかな。