『推しの王子様』第3話

“ドラマ的展開”としての演出であることはわかるけどあまりにも「言ってること」がコロコロ変わる(窓口となる担当者が一貫していない)(でも「島」は一貫w)挙句「社長の一声」で物事が決定される典型的ワンマン会社であるランタンホールディングスの内部事情(というか会社として信用できるんかコレ?っての)はそれとして、ランタンが“そういう会社”だと事前にリサーチしてなかったのか?。してなかったのなら完全に手落ちだし、しているのであれば社長の著書を読むのはいの一番にすることだろうに航に言われるまでその必要性に気づかないとか泉美も所詮・・・という言い方は良くないけど、まあ社長としてはその程度の能力ってことよね。

そして3話まで見てようやくというか今更というか気づいてしまったのですが、これ主題歌だか挿入歌だかがおディーン様の曲なのね?。
いくらアミューズがゴリッゴリに売り出してる役者がラブコメドラマの「相手役」を務めるとはいえおディーン様に単なる当て馬ポジションをやらせることはないのではないか、と、であれば後半で「敵」に回る可能性が高いのではないか、と、わりと本気でそれを期待してはいたのですが、挿入歌を担当するなら当て馬役はむしろオマケ・・・なのでは・・・?ということに思い至ってしまった。主演ならばそれもアリだけどこの役回りで主題歌歌っておきながら裏切ることはないだろうと。

その点では本来であれば主演を務めるはずの深キョンルートの人選であろう船越英一郎は「どっち」なんだ?って話なのよね。
『推しにそっくりの馬鹿男を推しのような王子様に育てる』ドラマにおいて、“人を不快にさせないことがマナー”や“本を読むことは他人の考え方を知ること”といった泉美の『教え』がその回のうちにその教えを元に「航が泉美を助ける」ことに繋がるという作りはいいとして、その延長として『出資してくれる会社の社長が「悪いヤツ」』である必要はないとわたしは思うのだけれど(それを航が救ってしまったらそれはやりすぎではないかと)、5.5:4.5ぐらいでランタン社長の表情が悪寄りなのでその“どっちつかず感”が気持ち悪い。
それこそ同じような人事として石原さとみのサポートを務めた鹿賀丈史ぐらい「どっちだかわからない」ならともかく、中途半端すぎて。


おディーン様裏切りのセンが(わたしの中では)なくなったことで視聴を続ける理由がほぼほぼなくなってしまったので、次回以降の感想がなかったら察してください。