『BG~身辺警護人~』最終話

海外逃亡すべくトオル社長が“変装”のために野球のユニフォームとキャップで現れた瞬間がピークでした。たぶんこれ、あとで高梨と服をチェンジするため、それをより分かりやすく見せる+高梨にこの格好で「誤差無し」やらせるほうが本命だったと思うんだけど、トオル社長の出オチからの『この格好で木箱に入れられて島崎とアンニュイな雰囲気で会話する』流れの面白さにはトオル社長のモノマネ付きであっても敵わなかった。
ていうか、ユニフォームのまんまで大臣のところへ乗り込んでって「あなたとのことは全部ココに入ってる」と二本指でこめかみポーズ決めてほしかったわw。だってこのシーンのトオルめちゃめちゃカッコよくって、バリバリのキメキメで頑張るきむらさんとたくみの立場なくね?って感じだったもんw。

なぜ警察を辞めたのかも含め勝村さんは結局なにがしたかったのかわかんなかったし、トンネルで腕折られて拘束されたんだと思ってたのに(てかこの人このトンネルに先回りできてたのはなんでなの?島崎のことはなんでもわかっちゃうの?)何事もなかったように大臣ちの駐車場に現れて銃ぶっ放した小汚い男もただの島崎ストーカー(強火)ってだけだったみたいだし、沢口の話も中途半端だったし(車こすっちゃいましたスイマセンのくだり、あれなんだったんだ?)、先生とのロマンスも島崎は仕事中に電話して「すっげー勇気でた」とかやるキャラじゃないだろと思うし、なによりトオル社長がこの程度のことで心変わりしちゃったよ・・・と思ったら大臣を売ったのはいいけどなんでお咎めなしっぽいの?大した罪にならなかったってことなの?だったらトオル社長とは一体なんだったの?とか話数短縮であることを考えても上手くまとめたとは言えない最終回でしたが(カレー屋の話をカットしてトオル社長の話を前後編に出来ていれば・・・)(つーかトオル社長に「〇〇を護ってくれてありがとう」って言わせないんかーい!)、それよりなによりえびぞうさんこれでいかほどギャラ貰ったん・・・・・・・・・。


初回でいきなり島崎がKICKSを辞め、高梨もそれに続いて二人だけの警備会社を始めましたってんでどうなることかと思った今作でしたが、なんだかんだでKICKSとは業務提携を結べたみたいだし、島崎と高梨はBGのバディとしてもテレ朝のコンビとしてもイイ感じに成熟しつつあると思うので、諸々の事情が許せば更なる続編を作ってほしいです。