『トレース~科捜研の男~』第10話

結婚詐欺やってるわけだから善人ではありえないけど、詐欺と人殺しは全然違うものだと思うわけで、だから金に加えて年齢という現実を突き付けられたことで薬を飲ませることを請け負ったものの苦しむテニスの人を見てビビるかと思いきやいきなりふてぶてしくなってびっくりしたわ。女は怖いね・・・(ていうか袴田はこのタチ悪い女を野放しにしておいていいのかと)。何らかのドラッグではなく青酸カリなんてガチの毒物を飲まされたというのに300メートルも歩き階段を上るテニスの人も凄いけど・・・(青酸カリなら臭いで気づく捜査員がいてもいいだろうに・・・やはりポンコツ・・・)。

で、まあそうだろうとは思ってましたが姉が妊娠していた胎児のDNAと武蔵野一家殺人事件の犯人のものと目される軍手に残るDNAに親子関係があると判明したことで、姉を妊娠させた男が家族を殺した犯人であることが濃厚になり、「それは誰か?」を暴く最終回となるのかな。それとも事件を隠蔽した警察(の上層部)に切り込むところまでいくのだろうか。個人的には後者で、そこに篠井さんも加わって欲しいんだけど。実は熱い正義感の持ち主だったってことで。

犯人についてはわたしの本命は相変わらず萩原聖人だけど(袴田の予定を調べパーティ会場に真野を導く手際の良さとかどう考えても犯人だべ)、でも萩原聖人の単独犯だとしたらそれを警察が隠蔽する理由がわからないんだよな。隠蔽の理由はやっぱりジュニアの存在だと思うので、となるとハギーとジュニアの間に繋がりがなければならないけど、共犯でも従犯でもハギーがジュニア(と袴田)と繋がってるのはなんか嫌だというふくざつなファン心。ハギーにはそこいらへんの悪党(役)とは一線を画していて欲しいんだもん。


それにしてもニシキドさんは相変わらず綺麗に泣きますね。ニシキドさんの泣き顔は絶品だと思う。