『仮面ライダービルド』第1話「ベストマッチな奴ら」

主人公が小池徹平に見えたりキスマイ玉ちゃんに見えたりする(あと2号ライダーになりそうな脱獄犯のひともウィザード/晴人の白石隼也くんに見える)ことを筆頭にそこかしこに既視感を覚えた初回でしたが、雰囲気としてはすごく面白そうっていうかわたし多分好き!と思える初回でガッツポーズ!!。まぁライダーの初回はいつも「面白そう」って思うんだけどさw、主人公が記憶喪失だけあっていろいろと『謎』があってそれが解明されていくのだろうと、特撮としてだけでなくストーリー的にも楽しめそうな感じがするのはほんとうに嬉しい。
変身解除しなかったから主人公が指名手配された仮面ライダーであることはとりあえずバレることはないのでしょうが、でもバイクは思いっきり目視されてたわけで、あんな特徴ありまくりのバイクで通勤してたら一発でバレるに決まってるのだがそこをどう転がしてくるのかがまずは気になるところ。
ボトルをシャカシャカしてハンドルをぐるぐる回すというずいぶんと手間がかかる変身の手順はともかくあの枠組み?みたいなのが必要ならば(映像では省略されるにしても)それこそ物理的にある程度のスペースがなければ変身できないということになると思うんだけど、そこもどうこじつけてくるのか(こないのか)楽しみに見守りたい。
あとまぁ戦兎と龍我のチャック全開イェーイでベストマッチ的な方面も(笑)。
そしてなにより出演するということだけしか知らなかった前川泰之さんが「おやっさん」ポジションで、でも単なるおやっさんではなくライダーの活動・戦いをガッツリサポートするポジションで、でもとてもとても・・・胡散臭いです!!ってなキャラであることがめちゃめちゃ嬉しいいいいいいい!!。いやだってこれ、この役に前川泰之をキャスティングしたからにはこの石動惣一なる男には確実に何がしかの秘密があるだろう!。落書きだらけの娘の顔を見ても絶句するだけで叫んだり変顔したりしない演技&演出は好みだし、前川泰之には期待しかないぜ!。
で、火星から持ち帰ったパンドラボックスに触ったら巨大な壁が出現して日本が三つに分断されちゃったというなかなかに壮大な舞台設定であり世界観のようですが(壁が出現したその日に旅行とか出張とか遠征とかしてて自宅に戻れなくなったひとも少なからずいるだろうに、そういうひとたちはこの現状をどう受け止めてるんだろうなぁ?。なんか謎パワーあるみたいだから壁を通り抜ける(越える)ことは不可能っぽいけど、海を使って地球をぐるっと一周でもすれば行き来可能だったりするのだろうか)、パンドラボックスの影響で人心がやや好戦的になったとか言ってたよね?。「ホテルで朝まで語り明かそう」とか言っちゃうぐらいなんで従来の平和主義を掲げているらしい東都は“そういう意味での”“好戦的”なのかと思いきや(日曜朝の子供番組です!w)、生死は問わないとかこの程度で壊れる玩具ならいらないとか物騒なこと言ってて、平和主義であるはずの国?都?の首相補佐官という位置にあるものがこういう性格となると、社会福祉の充実を図る北都はともかく経済の復興を目指しているという西都は相当殺伐とした雰囲気なのではなかろうか。主戦場は東都になるだろうけど北都と西都がどういう状況にあるのかも見せて欲しいな。