『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第1話

録画で見てるわたしが言うことではないでしょうが、月曜からこういうタッチのドラマ見たいか?。
ってのが第一印象だなぁ。
“東京と北海道で生きる本来なら人生が交わることのない二人の男女が「手紙」によって繋がり恋をする”
ってこう書くと月9っぽい感じはするけど、でも実際は
“友人に自宅に置いておいた金を盗まれ、その友人が旅行先で置き引きした鞄の中に入っていた手紙を届けるべく荷物(商品)積んだまま職場のトラックで北海道まで行った男と、シングルマザーの母親が死んで親戚に引き取られて、素手でトイレ掃除させるのがしつけの第一歩なんて考えの人間にいいようにこき使われて成長したら金持ちのゲス野郎に金目当てに嫁がされそうになってる女が出会い、二人が一緒にいるところを女の婚約者に目撃され、それを聞かされた叔父に母親の遺骨をトイレに捨てられたことで家を飛び出した女は男のトラックに乗って東京に行くが、ちょっとした隙に男は無一文の女を置いて姿を消しました。男の名前は聞いてません”
だぜ?。クズとゲスとあたまおかしい人間しかいねーじゃねーか。
北海道で暮らしファミレスにすらいったことがないような暮らしをしてる女が“引越し屋さん”と一緒に東京に行くと決意する背景として、この伯父にこの婚約者、そして遺骨をトイレに捨てられるという非道に加え病を患う伯母の「逃げなさい」という言葉ってのはまぁ説得力じゃないけど、気持ちとして理解できなくはないです。だからまぁここはいい。問題は相手だよ。クズの友人が置き引きした鞄の中に入ってた手紙を読んでこれは絶対に返さなくちゃならないと鞄の中にあったクリーニング屋のカードだけを頼りに北海道へ行っちゃうってのはいいけどなんで職場のトラック使うの?。急いでた+他に手段がないからクビ覚悟で仕方なくってことだとしても、荷物積んだままにすんじゃねーよっての。あんまり要領よくないみたいだし、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ的な想いを抱えてるっぽくはあるから現実から逃げたくなって衝動的にトラック走らせちゃいましたってことだとしても、職場に迷惑どころか確実に損失ださせてる時点でクズ友人と同類だろとしか思えん。
で、それだけのことを仕出かすだけのことが「手紙」に書かれていたのだと思いきや、「恋をしなさい」ってなんだよそれと。幼い娘を一人の残して死ぬ母親が娘に宛てた手紙が「恋」のことばっかりって、そんなだからシングルマザーになるんじゃねーの?と思っちゃう。もっと他に伝えることあるだろうよと。
とまぁ文句垂れ流しですが、わたしはシャレオツな男女がシャレオツな空間でくっついたりはなれたりする胸キュン恋愛ドラマとかまったくもって興味ないし、だから月9も見ないことが多いわけで、そんなわたし的にこのクズだらけドラマはアリです(笑)。こうやっていちいちあれがおかしいこれがおかしいどいつもこいつもあたまおかしいだろって文句言いつつ見るのが好きなので(笑)。
高良くんはこれ職場に復帰するんだろうけど、職場の人間は程度の差はあれどみんな迷惑かけられたんだろうから一生くんにボコられても仕方ないわよね!。真面目にやってる高良くんを憂さ晴らしにサンドバックにするとか、高良くんは悪くないのに一方的に言葉やら態度やら暴力やらで虐める一生くんだとしたらわたし的にはそれはそれで美味しくいただけるけど月9を欠かさず見るような視聴者はどうかなーとか思ってたんだけど、高良くんにも問題があるようで一安心(笑)。
それから最後にチラっとうつったニッシーな。白いリムジンでシャンパン呑んでるとかいつの時代のぼんぼんだよ(笑)。
さらに浦井くんも嫌な役で出るんでしょう?。やだちょっとわたし楽しい!!(笑)。




すさまじい空気の中でのビストロはさぞかし気まずかっただろうと同情しますが(そんななかでもキラキラ笑顔でオタが喜ぶ話をするニッシーはほんと出来る子!!)、こういう雰囲気の作品でよかったな・・・と思わずにはいられませんでした。夏だ!海だ!恋だ!みたいな作品だったらと思うとおそろしすぎる・・・。