『恋する母たち』第5話

木村佳乃の杏ちゃんが「めんどくせーな」なのは小泉孝太郎の斉木さんと同意ってことでいいんだけど(杏の好物を差し入れし、杏の好物を自分も食べる斉木さんってところまでは優しくて誠実な人だなーとなるのに、職場の女の子にもシュークリーム差し入れしてんので台無しww。こういう孝太郎さん好きよw)、仲里依紗のまりちゃんもめんどくせーなあ(笑)。男の部屋に自ら出向いてって「一線」がどうのこうのとぐずった挙句「手を繋いで寝て」って、昨今のモロモロ的にこの表現はアウトだろうけど三人も子供産んだ女が何言ってんだ?と思いましたわ。

って、まりのクソ旦那は情熱大陸だかプロフェッショナルだかに出るほどの弁護士なんかい!!。

玉置玲央をキャスティングしてることだし、クソ旦那ってせいぜい40かそこらの設定だと思うんだけど(あ、でも長男16ってことは二十代前半で結婚したってことになるか。家政婦要員としての「妻」と子供の「母親」が必要だからさっさと結婚してあとは自由に生きてまーす!ってことだろうとは思うけど、さすがに二十代前半は早いか?とも思うので、じゃあ45ぐらいの設定なのかな)、それで自分の事務所持って豪華タワマンに住んで情熱大陸って相当優秀&スゴ腕ってことなんだろうけど、そんな男が妻&母親の役目を務めてもらう女としてなぜまりを選んだのだろうかという疑問が。

だってこの女、一線は超えてない(ここがとても重要なんだろ?w)プラトニック不倫相手に息子の面倒を見てくれと頼むような頭だぜ?。丸太郎が言うように「そこが可愛い」と思えるのは遊び相手の愛人だからであって、いくら「主婦」として優秀だとしても「頭の悪い人間」と生活を共にするのって苦痛じゃないか?と思うんだけど。ってところでクソ旦那も人間としてはその程度とみればいいのかな。

わずか一瞬のシーンでもクズ旦那の情熱大陸を見る捨てられた不倫相手がやらかしてくれそうなオーラびんびんなのでここがどうなるのかは素直に楽しみ!w。

そしてそういう意味で吉田羊の優子が思ってたよりもずっとクズで笑ったわ。まりのクズ旦那といい勝負じゃんw。
いや、クズ旦那は愛人をきっぱり切ったのに対し赤坂に「一生忘れない」なんて言葉を残す優子のほうがクズ度は上だろ。
ていうか妻と若い男が家の近所でキスしてるところを目撃した旦那がまず言ったのが「眼鏡をかけなさい!」ってなんだそれ(笑)と思ったら、あたりまえに「君の好みど真ん中の男だからフェロモン撒いちゃったんだね」と納得してて、ああ・・・常習なんですね・・・・・・となったよね。
そして「そういう女」だとわかったうえで「そういう女」と結婚した矢作も相当闇深いんだなーと。

とか思ってたら矢作とは血のつながりがないことが明らかになった息子の大ちゃんが「石渡研のことが好きなんだ」ってマジかーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

って、・・・・・・え?この展開いります・・・・・・?。
息子に嫌われてると、だから血の繋がりがない(ことを当人が知ってるのかわからないけど)父親と一緒に与論島に行くと(自分から離れたいのだと)思ってる母親に対し、別れ際に息子が「そうじゃないよ」と言ってくれたってことが肝だと解釈するけど、このタイミングで同性愛者であることを母親にカミングアウトする(させる)理由というか心情?がわたしにはわからない。
てか前回の感想でも書いたけど、研が高校から入学した時点で大介は不登校状態だったんじゃないの?。わたしはそうだと思って見てるんだけど、であれば大介はいつ研のことを好きになったんだ?って話になるでしょ?。一目惚れだってんなら別にそれでいいし(研に「与論島にいつ来る?絶対来てね!絶対だからね!」と言うだけ言って去っていく大ちゃんは可愛かったw)、「性別を問わず誰かを愛することはとても尊いことなの」とかこの流れで優子に言わせることでクズ度がさらに増したって効果はあったけど。