- 作者: 小路幸也,あき
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: 単行本
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4世代前からの『記憶』をそのまんま頭の中に宿す存在が探偵役ってのはその仕組みはどうあれ設定として面白いと思うんだけど、その設定を言い方悪いけど誤魔化すためなのかなんなのか先輩刑事を含め春の家族までとにかく設定てんこ盛りで、笑ってしまった。視点となる若い刑事「キュウちゃん」も普通の範囲内ではあるものの春に気に入られるぐらいだからまぁ・・・そういう素養はあるんだろうし。
でも嫌いじゃないです(笑)。根来先輩カッコいい(笑)。
この話がどれぐらいまで広がっていくのか(続いていくのか)まだわかりませんが、とりあえず今のところの「敵」である人物が作中で語られているほど特異性を感じないというか、盛りに盛った「春」という探偵の相手としては魅力に乏しいのがちょっと心配かなー。設定負けしなきゃいいけど。