『境界線上のホライゾン Ⅱ』第16話「土上の下り者」

2巻までアニメ化決定と聞いた瞬間から楽しみにしてたトリプルアクセルDOGEZAキッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
2期に入ってからの超圧縮具合からしてこの商談パートはセージュンあたりに“ベルトーニが頑張ってくれたお陰で三河仕入れた消費期限が近い肉を売り捌くことが出来たが、外交官という名目で向井に英国へ行ってもらうことになった。実質は人質だ。だが二代とバルフェットも同行するし、待遇は保証するから豪華な暮らしを楽しんでくるといい”なんつって言わせることで終わりにされてもおかしくない(文句は言えない・・・)と思ってただけに感慨ひとしお!
てか空中高く飛び上がり回転しながら落下するところまでは確かに『トリプルアクセル』だったけど地面に着地してからものすごい高速回転?してるっぽくて(土煙?砂煙?風圧??で見えねー!w)もはやこれトリプルアクセルじゃねえええええ!(笑)と思った直後に煙幕が晴れてシロジロDOGEZAしてて、ていうか顔面の下が魔界の入り口みたいになってて何これどういうこと!?とか思ったら・・・

足でアクセル決めつつ床を堀るので、土下座が「床より低くなる」という凄い技です。

足で床を削り、そこに頭を突っ込むことで「相手より頭を下にする」という荒技です。

ちなみにここ、下の焼けてるエフェクトは効果の方の「はっちゃけ」だそうです。いい仕事です……。

川上氏のツイートより
あれは着地しながら掘った床だったんかよwwwwwwwww。
てことは、あの煙幕の中高速回転して船の床に穴を掘る→掘った箇所に顔面ぶっこむために一歩下がって位置調整しつつDOGEZAという行為が行われていたと、そういうことなのねっ。
これはもうブラフ返しと合わせてハイディばりにくねくねしながら「シロ君素敵!!!!!!!!!!!!!!!!!」と言うしか!!(笑)。
そして原作ではここまで描写されてはいないのに、作業時間だって余裕あるわけじゃないだろうに、それでもあえて あ え て はっちゃけエフェクト効果くっつけるスタッフ(馬鹿)素敵!!!!!!!!!!!。
てかシロジロのこのDOGEZAがインターハイぶり(アニメでは「インターミドル」って言ってたけど)云々っての原作ではハイディが隠れて練習してたとかシロ君素敵――!って全力惚気ながら言うんだけど、それトーリに改変したのはトーリとシロジロの友情(ええ、友情ですよ勿論!)アピールってことでありがたく頂戴しておきますね!。
てかここ、思ったよりも迫力満点ってか“この小太り眼鏡、デキる・・・っ!”と思わされたハワードの土下座に対するシロジロのトリプルアクセルDOGEZAを含め、この交渉の内容ってまず2週間先に戦争を予定しているというタイムリミットが前提としてあり、そこに「加工期間」と「消費期限」を巡るお互いの思惑があって、それを「学園祭の開催日数」という名目で話し合いがなされているので結構ゴチャゴチャしてるせいでわかるようでわからない・・・というか、今どっちが優勢だとか今どっちが引っくり返しつつあるのかとか流れそのものは解るもののでも具体的な勝敗の内容、というか、何がどうなってどうなったらどっちが勝ちなのかってあたりを一見・一聴で理解するのはちょっと難しいんじゃないかと思ってたんだけど(まぁハッキリとは解らずとも武蔵と英国が合同で祭やるんだなってことと、ベルさんが外交官という名の人質に出されそれに二代とアデーレも同行するってことと、ベルさんは仲間内で一番しっかりはっきりイエスノーが言える人でみんなその判断を信頼してて、あと英国から聴こえる“音”を気にしてることだしそれもあって適切な人選ですねと。それだけわかってりゃ充分なんだけど)、

なお、ここ、収録前に子安さんと駆け引きのあらましを話し合ったのは福山さん。二人で「つまりここで、俺が勝ちになるのか?」など、かなり遣り取りしてました。

ホント、福山さんがいてくださって良かった、と思った回でもあります。

福山神キターーーーーーーーーーーーーーッ!!(テンゾーの「様付けキターッ!」調でw)
って、ちゃんと演じてる人たちが理解してらっしゃるもんで台詞に無理がなく、逆に簡潔にまとめられてるなーとすら思ったわ。
ていうか何よりもここのチャットがほんっとに巧い見せ方だった!!。
劇中では口に出してはいないものの心の声として語らせる部分と表示枠の中で文字として重ねられているやりとりのバランス、そしてその表示枠内の見せ方(表示法)がとても見やすくて、これはナイスすぎる表現方法だと思う。特にハンドルの前に原作基準のキャラ絵がついてるの!!。さすがにハンドル名の説明は演出としてできないだろうしどうすんだろ?と思ってたんだけど、この画面であるならば武蔵のみならず他国もイケると思うわ!。
あと表示枠の装飾とか、ハイディなんかは手元でキーボード打ってる風の動きしてるのに対し(ちゃんと文字変換描写もあったし)賢姉は一瞬のタイムラグの後ワンセンテンスごと表示されてるから多分音声入力なんだろうなーとか(賢姉がキーボードであの口調のまんまの文体で書き込んでるとかイメージじゃなさすぎるしw)、さりげないところで各キャラとか小道具系の設定なんかを掘り下げ補強してくれてんのが伝わってくんのよね。だからこそ画面密度がここまで濃いんだと思う。先生と余と同じ部屋でチャットを見てる麻呂の向こうに野菜があるのとかホッコリするよw。
あとBGMもいいよねー!。2巻は心理バトルってか所謂“腹の探りあい”的なことが多いからと新たに作ったそうですが、局面が変わるごとにBGMが変わるのは当然としてその繋ぎが自然なんだよね。ほんとさりげなく、でもハッキリとBGMが変わることでテンポが生まれてる。今回はシークレットだった傷有りの正体バレこそあったものの、交渉回(会話回)であり言ってしまえば地味な回だったとは思うんだけど、それでもこれだけ画・音声ともに惹きつける画面作りはほんとすごいよ。


あとネタ的には・・・・・・・・トーリの股間ワカメか(笑)。
なんでもホライゾンのコカーンパンチには前回よりもダメージを大きくすべく(見せるべく)相当な枚数が使用されてるようで、毎度毎度のことながらスタッフの(歪んだ)愛情にはマジでDOGEZAで感謝する以外ありません。
てかここコカーン以外にも両手でポンポンみたい(チアガールのよう)にしてワカメ持っててそれをホライゾンの寝所に特攻する途中一度股間にマウントしたものを無辜の生徒たちに投げつけて「トーリ菌」ごっこされるってのと、ホライゾンの寝所に二代がいて突如蜻蛉切さんとトーリによる伸縮プレイが始まるってのがあるんだけど、さすがにそれはカットでいいです^^。
ていうか原作読んだときにこのワカメって、もっとこう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのものズバリアンダーヘアー的なものを想像してたんで(笑)、わりと普通だなと思ってしまってごめんなさい><。だって、だって!あの形状のワカメ握り持ってもチアガールの持ち物のようには見えないし、そんなにいっぱい投げつけられるほど持てないじゃん!!><。


あんなに可愛い外見なのに激渋ボイスのコボルトさんヤバイ(笑)。