首藤 瓜於『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』

大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄

大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄

物語通しての仕掛けというか、主人公を中心とする主要人物たちの関係性ってのは多分そんなところだろうなーと予想した通りで、でもそれはその結末に至る過程で一つひとつ要素を積み重ね、云わば誘導されたゆえのことなので、つまり“そういう物語”だってことなのだろう。
・・・って、はっきりと書けないのは登場人物総●狂い的な世界観になかなか馴染めず、とにかく文字を追うのに必死で内容が理解できたとは言いがたいから・・・・・・です。
ていうかタイトルの「烏賊」が最終的にこういう扱いになるとは思わなかった。思わなかったけどでもこの・・・特殊な物語の中で最も納得のいくというか、クリアな“動機”だった。確かにこのタイトルが相応しい。