『妖怪人間ベム』第6話

なにやらベラ姐さんの恋のお相手が髪ぼーぼーの冴えないオッサンだもんで不満の声が上がっているようですが(どこでw)、哲司の色気が分からないやつらはすっこんでろ!と言いたい。ベラ姐さんの自分の胸にある感情が「恋」だと結論だすまでのあれやこれやからして哲司は所謂『初恋の相手』ということになるのでしょうが、その相手に哲司を選んだベラ姐さんはむしろさすがですよ!。あの人ああ見えて身長高いし身体もむっちりと肉厚でセクシーだし、声もいいし、決して大きくはない目の奥に優しさと悪さを同居させてる大人の男ですから!(あ、今こうやって哲司について列記したことって全て南朋さんにも当てはまることに気がついたw)。恋心の決め手になったのは野花に対する優しさなのでしょうが、わたしには黄色いマフラーの方がポイント高いように思うなぁ。あそこでサラっとマフラーを貸せる男、しかも黄色の!!これは惚れる。
で、自分がいましているのは恋なんだと分かったベラ姐さんの告白、あれめちゃめちゃ男前かつ乙女でむしろベラ姐さんに惚れそうになったんだけどw、“爆発事故”を介してベラ姐さんと哲司の恋と夏目が抱える息子への想いと両方同時に描こうとしちゃったもんだから結果的に哲司の掘り下げが出来なかったのが残念。まぁゲストなわけだし細田くんやたくみさんの前例を見れば掘り下げがなされるわけはないんだけどさ、でもこれまでの緑汁犠牲者と違って哲司は“ベラのお相手”なわけじゃん。せめて哲司の中でベラさんへの想いがどう変化していったのか、それぐらいは見せて欲しかったなー。例え恋愛対象としては見てなかったのだとしても。それがあったほうが好きな男に殴られたベラ姐さんの「すぐ治っちまうのに」からの高笑いにより一層の哀しみと痛みと凄みが加わっただろうに。
それにしても、先に恋したほうが負けとはよく言ったもんです。どうみてもベラ姐さん押しかけ女房(笑)。
そしてそんなベラ姐さんにベム様がなにやら複雑な視線を向けているのでどうなるのかと思いきや、甘えることを恐れず自分の気持ちに素直に行動するベラ姐さんに触発されアポもとらずに夏目んちに「ごちそうになりに来ました」ってwwwwwwwこっちも超押しかけwwwwwww。
基本人間に優しいはずのベム様がもうそれ以上やったら死んじゃう!ってところまで哲司の首を絞めたのは、ベラの想いを踏みにじっただけでなく心身ともに傷つけたという怒りに加えて夏目さんを泣かしたからってのもあったんだろうなぁ・・・。あれへたしたら殺っちゃってたよね。なるべくベラ姐さんを傷つけないようにして罪を償わせる(自首させる)にはどうしたらいいかと考えに考え抜いた末に(であろう)哲司に姿を見せず気配と声で脅すとかいつも以上に本気出すベム様かっこいいわー。
でも今回は「やはりベラは格好いいな」に尽きるよね(笑)。こんな風にしみじみ格好いいと言われる女にわたしはなりたい(笑)。