『フリーター、家を買う』第9話「再スタート、するはずだったのに」

そういう展開になるであろうことは明らかだ、というか、そういう展開だからこそドラマとして成立しているのだとは思いますが、就職活動してるわけだし会社の敷地内に入る前に携帯の電源は切ろうよ誠治^^。母親がこういう状態なわけだからなるべくギリギリまで電源入れておきたい気持ちはわかるけど、それはそれこれはこれだと思う。電源入れてたおかげで母親の危機に駆けつけられたって言うかもだけど、確かにそれはそうなんだけど、受付を済ませた状態で会社の人の目の前で堂々と電話に出て、しかもどうかなさったんですか?と聞いてきてるにも関わらずろくすっぽ説明もせず会社を後にするとかさ、要は社会人としてのマナーがなってない気がするなと。面接を受けないなら受けないで「急遽自宅に戻らねばならなくなりましたので、今回の面接は辞退させてください」と挨拶をしていくべきでしょ。相手は誠治のためにスケジュール組んでくれてるんだから。親父が誠治に対して抱いてる不満・・・というかもどかしさ?みたいなものって、誠治のそういうところに起因するのだと思う。まぁボロッボロの履歴書をなんとも思わずに使いまわしてる時点でマナー知らずのおバカってことは明らかなんだけど^^。
そしてこの期に及んでまーだ「世間体」を気にするハゲ親父もバカとは思わないけど結局“そういう人”なんだろうなと。つーか会社に命じられた外壁塗装代金をいくら値切れたか自らの手柄のように自慢しまくってたけど、武家ってどのくらい貯金あるのかなぁ・・・。家賃5万で少なくとも10年は暮らしてきたんだろうからその分貯金できてるはずだよね、普通。ノリノリで引越し先探してる親父の頭ん中には確実に誠治が稼いだ100万があると思うのだけど、まさかそれ払っちゃったせいで引越しできなくなっちゃったりするのか?。だとしたらこの親父って一体・・・・・・。
ついに誠治が西本さんと直接対決したのもこうなってみると拍子抜けって感じ。自分も詐欺に引っかかった上に隣まで引きずり込んで金銭的に実害与えた引け目なのか、それとも隣の誠治くんに自分がやってきたこと全部バレてる!ってんで急に大人しくなっちゃったんだか分かりませんが、これって一応謝罪したってことなんだよね?。「羨ましかったから嫌がらせしてました」と白状したのにこの先も嫌がらせ続けるわけないよね?(続けるとしたら西本さんこそ病気だろ)。絶好のタイミングで乱入してきた息子も本音チラリしてたし、これご近所トラブル問題はこれで終息するってことなんじゃないの?。こんなことならまずはとにかく西本さんに「もうこれ以上母に意地悪するのはやめてください」と言えばよかったのにーと思っちゃう。まぁわたしも最初の頃は「とにかく早く引越しして母ちゃんの生活環境を変えてやるべきだろ」と思ってたわけだから後だしジャンケン的な感想なんだけどね。
それにしても西本息子が母親と隣の息子がしてる会話に入ってくるタイミングはまさに絶妙だったわよねw。あれ絶対ドアの外でタイミング窺ってただろw。どこから聞いてたのか知らんけど、母親と自分の関係を「嘘つけ!」と否定するのはいいけどそこはまず母親が隣家に対し嫌がらせをしてたことを問い正そうよ、優秀な弁護士ならさ(笑)。てか西本息子はテーブルの上にあった葉書を取りに来たようでしたが、本当に、本気の本気で母親を疎ましく思い会いたくないとすら思っているのならば葉書を送ってもらえばいいと思うの。あの母親なら「俺んちに葉書送っとけよ」って言えばホイホイ送ってくれるだろ。それなのにわざわざ自宅に顔出すって・・・・・・・・・・・・顔見せに来てやってるとか言いながら実は自分が母親の顔を見に(様子を見に)来てるってことではないのかと^^。さりげなく「言うこと聞いてれば喜んでくれたから」とかなんとか言ってたし、こんな顔して誠治とどっこいのマザコンなのではないのかと^^。つまり今の状況は遅れて来た反抗期なのではないのかと^^。そう思ったら・・・ちょっと可愛いじゃねーのw。
つーか冗談じゃなしに、誠治と西本息子見てたらこのドラマの言いたいことって「息子はみんな母親が大事、母親が好き」ってことなんじゃないかと思えてきた・・・。


とまぁラス前にして微妙な感じになってまいりましたが、誠治の泣きっぷり見ちゃったら何も言えないよねぇ・・・・・・・・・ってここまで散々書いてるけどw。誠治は母ちゃんのために必死で頑張ってて、母ちゃんもまた一生懸命誠治のことを想ってる。それは確かな事実なのに、どうして上手くいかないんだろう。現実は多かれ少なかれそんなもんだとは思うけど、必死で頑張るバカな誠治が可哀想・・・。ニノの涙に抗える日本人なんていません!。