『フリーター、家を買う』第6話「母さんを悲しませることすんなよ」

あれ?「やるじゃん」「まあな」なんつってちょっといい話に収まったっぽいけど・・・それでいいの?ヤッてなければそれでいいのか武家の子供たちよ!?。
誰からも頼りにされていないと思ってたところへ自分を必要としてくれる存在が現れ嬉しかったというハゲ親父の気持ちは分からなくはないですよ。でも勉強教えてやるだけでいいだろうがと。夜のバイトを辞めて勉強に集中できるように『金銭的援助』をした時点で美談でもなんでもねーそれは紛れもなく援助交際だっつの。以前ハゲ親父はカフェで金入った封筒差し出して「少ないけどこれで靴でもバックでも好きなもの買いなさい」とかなんとか言ってなかったっけ?どっからどう見てもハゲ親父が若い女に貢いでる図以外のナニモンでもねーだろ。つーかそもそも見ず知らずの若い女にいきなり話かけてんじゃねーぞこの変態親父!そんな暇あったら必要とされるべくコンピューター(笑)の勉強しろっての!。
てかこの女絶対勉強とかしてねーだろ(笑)。それどころか絶対ハゲ親父のほかにも金づる抱えてるに違いない。下手したらカフェで勉強してたのもアホな親父を引っ掛けるためのパフォーマンスかもしれないとすら思ったw。だって本当の娘を前にして「娘のように可愛がってもらって」とか言う普通?。誠治はともかく姉ちゃんまでこんなくだらない話に納得(ってよりも呆れた末に仕方ないと飲み込んだんだろうけど)してんじゃないわよー!。
・・・ってことぐらいはハゲ親父も誠治も姉ちゃんも分かってるんだろう。だけど母ちゃんのために大事なのはこれまでじゃなくこれからだと気持ちを切り替えこれ以上事を荒立たせることなくそれぞれが飲み込み歩みよろうとしてるってことなのだろう。そうだと思いたい。


それにしても今回はどこもかしこもお花畑ってか・・・チープだったなぁ。親父の不倫疑惑を経て親子が和解のキッカケを掴むってのが今回の趣旨だから周囲のエピソードも恋愛ネタになるのはある程度は必然なのかもしれませんが、こういう結果(展開)になるんだったら真奈美の結婚してる男への恋愛感情とか必要だったか?この件に関しては誠治、引いては武家になんら影響及ぼしてなくね?。
ついでにあかりもいい加減いらねーだろ。非常に居心地のいい現場なので誠治がこのままでもいいかなーと思ってしまわないよう「現実」を突きつけるための存在だと思ってたんだけど、哲平で手を打つってんならもう不要だし、真奈美への挑発的な言動とか誠治には全く関係ないんだからほんといらんだろ。
実らぬ恋に自ら終止符を打った(笑)真奈美であったが可愛がってる哲平が事故にあったことでトラウマ発動→それを慰め支え励ます誠治と急接近☆ってな展開になるのでしょうが、ハッキリ言って誠治そんなことしてる暇あんのかよ?って感じよな。そのための時間ってか心の余裕を持たせるためにハゲ親父を別れさせたんだろうけどさ、それでもやっぱり誠治が「母親(家族)のために」頑張る話じゃなきゃダメなんじゃないの?。
ていうか隣のオバサンもトラブルに巻き込まれそうなんだけど、30万の印鑑は取っ掛かりでそこからカモまっしぐらだよね、きっと。ここで息子が弁護士であるという設定がどう使われるのか分かりませんが、なーんか今回の親父エピの落とし方を見る限りでは、カモられるだけカモられた挙句息子に助けを求めたものの助けてやる代わりに親子の縁を切ると言われるところを武家に目撃され、「今までひどいことしてきた罰よね」と自嘲する西本さんに優しい言葉をかけてあげる誠治母・・・みたいな温い結末になりそうな気がしなくもないんだけど。