『フリーター、家を買う』最終話「母さんが、笑った」

うん。母さんめっちゃいい笑顔で笑ってたね。
予想通りの展開と結末だし別に誰かが不幸になって欲しかったわけでもなんでもなく、でもあまりの八方まるく納まりっぷりになんだかなぁ・・・・・・ってな気持ちになりかけたところであの母ちゃんの笑顔はねーよ。あんな笑顔見せられちゃったら「よかったね母ちゃん!よかったね誠治!よかったね武家!!」としか言えんだろ。結局母ちゃんの笑顔が全てってか、母ちゃんが再び心から笑える『家』を父と息子が力を合わせて手に入れる(入れようとした)物語という意味では最高の終わり方ってことでいいんじゃないかな。


まぁね、頭金をいくら用意したのか知らんけど武家ってか親父まとまった金持ってたんかよ!だったらさっさと引っ越せよ!!と思ったし、誠治も誠治で「親父に払ってもらった金は必ず返す。家は俺が買う(キリッ)」とぶち上げてたけど、これまでバイトにあるまじき高給貰ってたのって誠治が現場に出てたから、つまり「危険手当」の割合が高かった(それもおそらく相場よりも相当・・・)ってことだと思うのね。あの規模の会社で事務員に30万もの月給くれないと思う。もしそれぐらい貰えるんだとしたらあかりちゃんがあそこまで目の色変えて男探ししないと思うもん。職安で誠治が譲れない条件としてあげてた「20万」が精々だよね、フツー。まぁ大悦土木だし職長が「俺の右腕」として事務方面全般を任せるってことなんだろうから「給料はこれまでと変わらない額を出す」とか言いそうだけどさ・・・(ていうか事務の社員を『初めて』取ったって、じゃあこれまでそこいらへんは誰がやってたの?職長バリバリ現場出てるしバイトとしょっちゅう飲みにいってるし)、でもまぁ普通はそんなにもらえないよね。そっからローン払って親父にも返して、この先の人生考えたら貯蓄の必要もあるだろうし、そもそもあの家って中古でしょ?築何年か知らんけどそのうちあちこち修理や補修の必要だって出てくるだろうしさ、そういうことまでちゃんと考えての「家は俺が買う」宣言なんですか?とは思ったけど。
つーかこれが一番疑問なんだけど、あの家って「母さんのために買った家」ってことなわけでしょう?てことは当然両親はあの家に住み続けるわけですよね?。で、親父が「次は結婚活動しろ」とか言ってましたけど、二世代ローンってことは親父が今50代だとしてあと10年、そっから息子がローン引き継いで20年の合計30年ローンあたりかな。つまり誠治が今の親父と同じ歳ぐらいになった頃ようやく完済できるってことだろ。それはつまり誠治には親と同居以外の選択肢がないってことになるわけで、あの家そんなに大きくなかったしもちろん二世帯住宅でもなかったし、そこいらへんどう考えてるのかなーと^^。親父の発言は『ローン支払い中の家に両親と同居してる土木の会社に勤めるイマイチ冴えない男』(こう書くと誠治の対婚活スペックってかなり・・・w)ってのをちゃーんと分った上でのことでしょうが(笑)。
てか25にもなる息子の職場訪問するってどんだけ過保護・・・ってか相手方にしたら迷惑以外のナニモンでもないわけですが、あの行動に一種の「プレッシャー掛け」という意味があると考えたら息子への婚活推奨と合わせて考えるに親父って結構・・・・・・強かだよなと(笑)。まぁなんだかんだで息子にローン払ってもらいながらしっかり老後の居場所を確保してる時点で結構なやり手だもんね(笑)。

でさぁ・・・・・・・・・もろもろを考えたら出番がないのも当然ちゃ当然なのかもしれませんが、結局隣の息子が「弁護士」であるという設定は無意味だったということでよろしいか。当初の予定では印鑑詐欺エピソードからもっと西本息子を絡ませるつもりで作った設定だったんじゃないかと想像しますが、こんな結果になるならカリスマ美容師(笑)あたりでよかったんじゃないかと思わずにはいられません・・・。弁護士もカリスマ美容師もあかりちゃん内「社会的ステータス」は変わらんだろ(笑)。
つーかあかりちゃんは今でこそ哲平のこと好きとかいってるけど、真奈美の居ぬ間にとばかり間違いなく同じ事務仲間の誠治にちょっかい出すと思う(笑)。
・・・っていうかちょっとまって!真奈美の後釜は相葉ちゃんなのよね!?じゃあ違うわ、あかりちゃんは相葉ちゃんに全力アタック決定だ(笑)。
そうかぁ・・・あの職場嵐×2エイト×1ライダー×1になるのかぁ・・・・・・。しかも眞島さんも引き続き出入りするんですよね?返事だけは爽やか元気なものの実務的にはドジばっかりの相葉ちゃんを苦笑しながらサポートする眞島さんかぁ・・・・・・(しばし妄想)・・・・・・すこぶるいいじゃねーの!なんというパラダイス職場!!!わたし時給千円でも働きたい!!!。


次クールの髭面フジッキーがタマキングの真似にしか見えなくて笑ってしまいました。