『天装戦隊 ゴセイジャー』epic20「フォーリンラブ・ゴセイジャー」

本編感想の前にまずはこれに言及しなくては。

おい!VSシリーズで中に赤T着たオールバック学ラン誰だコレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。
しばし本気の本気で「コレ誰・・・?」って考えちゃったんだけど。例えば眼鏡かけるとか三つ編みにするとかそれぞれがなんらかの「違い」を出してんならわかるけど、アラたん以外はみんな普通に制服を着てるだけなのになぜアラたんだけちょっと不良風なのwwwww。
学ランハイドさんはカッコよすぎるッ!!。


恋のお手伝いだなんてまさしく『天使の仕事』だし、恋愛観というか恋のアタック法(ハイドさんとアグリは恋=戦い→「戦い!」ってなってたけどw)からそれぞれの性格がよく見えたし、透明になってタクヤくんを見守ってたはずがデータスから連絡が来て気が逸れた途端姿見えちゃってアワアワするのとかいかにも『見習い天使』っぽいし、「恋」という人間ならば当たり前にある感情を天使が知らず(でも確かモネがチアやる回で、エリ「モネもついに彼氏が出来たんじゃ?」→アラタ「恋なのっ!?」→アグリ「あいつに限ってそれはないだろー」とかなんとか言い合いしてた記憶があるけど・・・)、知らないけどそれでもなんとか応援する過程で天使がした提案が戦いに役立ち、結果天使たちが「恋ってすごいパワーを生む素晴らしいものなんだねっ」ということを知る・・・という流れはとてもよかったと思う。でも微妙なんだよなぁ。芯の部分は悪くない。でもその周りが適当すぎるってかさー、ハイドの客観的→アグリの積極的 ときたところでいきなり現れたゴセイナイトが「私のターン」っつって敵を倒しちゃうって面白かったけど違くねーか?これ笑わせようと思ってのことじゃないよね??。ゴセイナイトが前半のタクヤの恋に関するあれこれに関わってたんなら分かるけど、逆に今回の話にゴセイナイトが入る余地ってのはなかったと思うのよねぇ。だって今回の敵って別に地球汚してないもん。人の恋心を腐らせて食べるだけだもん。護星天使たちを認め始めた(?)ゴセイナイトだけど、それでも今はまだ「地球を護ることは人を護ること」って境地には達してないわけじゃん?。だとしたら今回ゴセイナイトが出張る理由ってないと思うのよね。出さなくちゃなんないってんなら、例えば恋とはなんぞや?と悩む護星天使たちにゴセイナイトさんが大人なアドバイスを一言くれるってんでもいいし(ヘッダーなのに!?)、恋心が果物のようなものだとすれば、敵に腐った恋心を貪った後不要な種をペッとはき捨てさせるとかさせるだけでその種が地球を汚す→ゴセイナイト参戦の理由ができるじゃん。まぁ幽魔獣=地球を汚す存在ってなことなんだろうし、細けえ理由なんざゴセイナイトさんにとっちゃどうでもいいんだよ!そこに幽魔獣がいるならば倒すのがゴセイナイトさんなんだよ!ってんならそれでもいいんだけどさ、だったら中途半端に敵を見逃すようなことすんなよってな話になんのよねぇ。ゴセイってなんでこういろんなとこが甘いんだろ。
でさ、今回もまたタクヤくんの天使に関する記憶を消したんだろうけど、それもどうかと思うよなぁ。怪物に襲われかかったのは確かに“辛い記憶”だろうけど、そこへ天使が助けにきてくれて、“戦うことが怖くなることはあるけど、でも恋も戦いも同じこと。逃げるわけにはいかないし、逃げたらそこで終わりなんだ”ってのを身体張って伝えたことでタクヤくんは告白する勇気を持てたわけでしょう?。だとしたらタクヤくんにとってはゴセイジャーと怪人のバトルを見たことは“辛い記憶”どころか“大切な経験”なんじゃないかと思うんだけど。どこまでの記憶を消去するのか知らんけど天使たちのアドバイスを受けてタクヤくんがタクヤくんなりに頑張ったことってのは一方的に消していいもんじゃないよな。つーか確か望の記憶に関してはアラたんが望は「友達だから」と言い張り、だから記憶を消す必要はないとかそんな話でしたよね?。あの時の望(との関係)と比べたら今回のタクヤくんとの係わり合い方の方がよっぽど「友達」だと思うわけで、望はよくてタクヤくんは駄目な理由がさっぱりわからん。


見習い天使の皆さんのやりとりは相変わらず可愛い。非常に可愛いです。

望に連れてこられたタクヤくんが持ち込んだ話が恋バナだと聞き「かたおもい・・・」「はつこい・・・」とぼんやりするハイドさんとお兄ちゃん(笑)。
タクヤ「何度も諦めようと思ったんですが」
アラタ「んー、よく分からないけど、諦めるのは良くないと思うな」
エリ「とにかく、そんなに苦しいなら助けてあげようよ」
アグリ「でも・・・どうすりゃいいんだ?」
エリ→アラたんを見る
アラたん→モネを見る
モネ「えっと・・・・・・」→ハイドさんを見る
ハイドさんは自分を指差しながら(え?おれ!?)って顔
→そうだ!と何かを思いついたらしきハイドさんは腕を組みカッコつけつつw
ハイド「データス、人間の恋についてのデータはあるのか?」
データス「いや・・・そういうのはちょっと・・・ないです」
ですよねー(笑)


そんな天使さんたちは、「お友達から」といわれて大喜びするタクヤを遠くで見守りながら・・・
アラタ「いやー、やっぱり恋って、人を元気にする力があるんだねぇ」
アグリ「だが、友達からってことは・・・進展したのか?してないのか?」
モネ「少しは前に進んだんだじゃない?」
エリ「これなら今後もあたしたち恋のキューピッドになれそうだねっ♪」
ハイド「俺はもう恋なんて勘弁だなー。不可解そのものだ」
アグリ「イッヒッヒ、恋したことないくせに。まるで失恋したみたいだなぁ?」
ハイド「なにぃっ!?」
アグリの首をガシっとロックするハイドさんw
モネ「お兄ちゃんも恋の経験ないクセに」
アグリ「なんだとー!?」
アラタ「まーまー。そうだ、みんなで恋してみよう!」
一同「ハァ!?」
アラタ「よし、行こう!!」
って可愛い!エリモネじゃないけどどこに!?どこに行くのアラたん!?!?w。
そして恋したことないくせに「もう恋なんて勘弁」とか言っちゃうハイドさん好きっ><わたしはハイドさんに恋をしていますっ><好きすぎて胸が苦しい(笑)。


(ゴセイナイト抜きで)こういう話を1クール目の時点でやっとけば、天使さんたちの可愛さがもっと沢山の人に伝わったかもしれないのに・・・と思うとつくづく残念です。