『コード・ブルー』最終話

1人の患者に2人の医師+フライトナースが付いてたり仕舞いには全員総出で治療してたってのに救えたのは6人!?死んだのは12人!?!?・・・そんな殺伐とした現場だったなんて・・・。叫べとは言いません。きっとああいう場では感情をシャットアウトしてむしろ淡々と治療にあたるもんなんだろうし。でもさー、いっくらなんでもあの前髪が邪魔な女の医者のか細い声はねーだろと。きっと聞こえますかー?って聞かれてた患者も心の中では「(声が小っちゃすぎて)きこえねえええええええええええええええええええええ!」って思ってたと思うわよ。
あとさ、奥さんにわたしが旦那さんを見つけてみせるって約束したのは緋山なのになんでその旦那を時間が許す限り助けるための努力をしたいって頼むのが白石なの・・・あんたつい先日安全確認怠って指導医の腕ダメにしたばっかじゃん・・・それなのにお前がそれをいうのかと。お前はあの事故から最も肝心なことを学ばなかったのかと。これ緋山が言ったんだったらここまで微妙な気持ちにならなかったと思うんだよな。緋山は奥さんとの約束って下地があるわけだし、藍沢たんがその気持ちを汲んだ上で10分だけと冷静に判断し重ねて頼むってんなら“ドラマ的展開として”まぁ納得できたと思うんだけど、それまで藍沢たんの助手ポジだった白石がいきなり食いついたのがどうにもこうにもむりやり見せ場を作ったようにしか見えなかったわ。でもやっぱりそこは消防の指示に従うべきだと思うんだよなぁ。結果オッケーとかそういうもんじゃないと思う。みんなプロなわけでさ、それぞれの役目を果たそうと必死でやってるわけじゃない。感動的な場面を作りたいのはわかるけどさ、職業モノなんだからそこらへんの境界線はキッチリ守ってその範囲内でやるべきだと思った。まぁこれはわたしがオレンジ(レスキュー隊員)好きだからってのもあるけど。てかそもそも緋山がこの状況の中1人の患者だけに感情移入してんなってな話なんだけどね。


藤川がヘリに乗れたのはよかった。現場に着いた藤川が驚いたのは一瞬だけで即座にテキパキ指示だしてたのにはちょっと笑っちゃったけど、この姿を黒田に見せつけてやりたいわ。母ちゃんに電話で初めてヘリに乗れたのに助けられなかった人のことしか覚えてないって言うのもちょっとよかった。この子はゆっくりだけど着実に成長してきっといいお医者さんになれるだろうな。・・・もしかして黒田的には今回は緊急事態だから足りない物資運び要員ついでに出来ることやってこいってことであって、次の日になったら「お前まだいたのか」って言われるかもだけどw。


あと藍沢たんが病院へ患者を搬送するヘリの中で無線?通信機??黒い物体をぶっきらぼうに蹴って白石に寄越してアゴでお前が報告しろよって言うのはめっっっっっっっったくそカッコよかったです!!!


結局このドラマが言いたかったことというのは「生きていてくれさえすれば“とりあえず”はそれでいい」と、彼らは日々ギリギリのところで悩んだり悔やんだり苦しんだりしながらもたとえそれが1分であれ患者の命の火を灯し続けるために努力し続けると、そういうことでいいのかな。その象徴が腕を失うぐらいなら死んだ方がましだと思った(であろう)黒田が藍沢たんに言った「腕を切ったのがお前でよかった。お陰で息子に会えた」という言葉と、一旦は捨てた病気の恋人の元へ会いにいった冴島だったのかなーと。
とまぁむりやりまとめてみましたが、ほんっとに今更なんだけど、やっぱもうちょい年齢が上のキャストで見たかったなとつくづく思います。

でももうそんなことを言ってもどうにもならないので(だってドラマ終わったしw)、SPでは藍沢たんがストレートパーマかけてますように・・・。
と心の底から思ったのに

撮影は連続ドラマのクランクアップ後に引き続き行われ、 10月上旬に撮り上がる予定です。
2009年新春放送予定の 『コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−スペシャル』(仮題)にご期待ください!

いいいやああああああああ!忘れたころにまたこのもじゃもじゃP様見るなんていやあああああああ!(でもきっと見る)



そうそう、合間に流れたキム様のエドウィンCMがはんぱなくカッコよかったです。思わず口から変な声と変な汁を同時にこぼしてしまいました。あー、チャラ男のキム様ドラマみたいなー。