『仮面ライダー電王』第35話「悲劇の復活カード・ゼロ」

滝に打たれたり頭にサッカーボールぶつけられたりチンピラ追いかけて街を走り回ったりハリセンで殴られて鼻血だしたりお花を生けてバキュン☆して網で捕獲されたり・・・良太郎の中の人ちょう乙。てか着物姿で華道するU良太郎ハァーーーーーーーーーーーーーーーン★「釣りは徹底的に楽しむこと。・・・・・・ん?」と言いながらウラさんカラーのリンドウのお花で生徒を一人ひとり指して、最後に“バアーン”でウインクするウラさんってかU良太郎ぎゃぼえええええええええええええええええええ!!!!!超リピ!めったくそリピったわー。このシーン、うっすら膜というか紗がかかったような映像で、U良太郎がすっごい美しく見えた!てか「女の子みるだけでもう犯罪だわ」ってどんだけwww。
で、『「ケンカ」しません』と『「ナンパ」しません』を首からぶら下げて正座させられるモモウラwwwww。しかも誓約文書いた紙貼り付けてあるのがダンボールてwwwなんて手抜きwww。

あいかわらずうまそうな侑斗のご飯が(デネブさんに作ってもらってると思うと更に)本気でうらやましいわけですが、侑斗のお茶碗の持ち方が酷いw。お箸の持ち方も美しくないけどそれはわたしもなんでそこはつっこまないことにするけど・・・。
“謎の線路のことだけでなく、イマジン退治もこの先野上一人でやっていけるか分からない。まぁ俺もフォローするけどな。・・・カードないけど”とつくねを口に入れようとしながら言う侑斗を、シリアスなBGMが流れるなか何かを言いたげに見つめるデネブさん・・・。侑斗の気持ちを察して胸を痛めてるんだろうなぁと思いきや・・・
侑斗「(つくねを口に入れて)!?・・・・・・・・・デーネーブー(ギロリ)」
デネブさん「ヒィッ!」
侑斗「お前このつくねん中にしいたけ入れたろぉっ!」
デネブさん「・・・バレた?」
侑斗「バレた?じゃねぇ!絶対入れるなって言ったろおーっ!!!」
とフライングボディアタックする侑斗の攻撃を頭抱えながら避けるデネブおかんw。そのまんま床にアタック決めてピクピクする侑斗www(コハナにぶん殴られて失神したM良太郎とシンクロだわw)てっきりシリアスなのかと思ったのに、おかんってば息子が嫌いなしいたけ食うかどうか伺ってたのかよwwwww。

その頃まだおとなしく正座中のモモさん&ウラさんは、良太郎に道場破りなんて無茶させるキンさんを見かねて立ち上がって抗議しょうとしたけど足がしびれてアワワワワー!自分もアワワワしてるくせにウラさんはモモさんの足をさする嫌がらせwさすがドSw。そんな二人を全く気にせずテンポよくあやとりするリュウタ&ナオミw。
リュウタ「練習なんてしなくったって、やっつけたいと思えばやっつけられるのにねー」
ナオミ「良太郎ちゃんはリュウちゃんとは違うの!」
リュウタ「ふぅーん、なんかめんどくさいんだね」
この「めんどくさいんだね」って言い方可愛かったー。わたしはあくまでもウラさん派ですから基本ガキには興味ないんだけど、最近リュウタがほんと可愛く思えてきたw。

侑斗はもう変身できないし、自分自身がもっと強くならなくちゃだめだと思い込む良太郎に
「良太郎はめちゃめちゃ強いやないか。俺が消えそうになったとき自分とこに入れてくれたやろ。普通、怖くてそんなんできへん。俺も無理や。だいたい強くなければあのモモの字たちがおとなしくついとらんでえ。(しびれた足をナオミに棒っきれでつんつんされて悶えるモモさんとリュウタにつんつんされてケツを突き出しそうなセクシーポーズのウラさんw)どう見ても、強い思うけどなぁ。あかんのかぁ?」
というキンさん。前に侑斗がカード使いそうになった時 “カードはとっとき”ってとめてくれたときも思ったけど、全く裏がなくて、シンプルだからこそキンさんの言葉はすんなり入ってくるというか、素直に聞けるというか・・・いつも寝てるくせにwたまに口開くといいこと言ってくれんのよねー。キンさんにとっては力の強さとか身体の強さとかと同等の位置に心の強さってのがあるんだよね。強さの質は違うけど、良太郎はしっかり強いって、キンさんもそして他の三人もちゃんと認めてるんだよな。いい関係だよな。
ところでここ、K良太郎の状態の時にコハナもキンさんと良太郎の会話にしっかり参加してることが違和感だったんだけど、コハナになったことでハナにも変化が生じてるってことなのかなぁ。

ゼロライナーに乗り込み侑斗にカードを渡す金田一・桜井。デネブさんも侑斗も知らないうちにゼロライナーを止められるってことは、やっぱり持ち主・・・でなくとも、オーナーに匹敵するぐらいの力を持った人ではあるんだろうなぁ。
「やっぱりダメだ。侑斗はもう何回も自分の存在が忘れられるのを見てきた。変身するたびに侑斗はみんなの記憶から消えるんだ。どんどん一人ぼっちになる。またそんな辛い思いをさせるなんて、俺にはできない」「契約は俺が絶対果たす。だからカードは持って帰ってくれ!お願いだ!とにかく帰ってくれ!!」
と言うデネブさんがまるで元亭主に“この子は私一人で育てますからもううちには来ないでっ!もう二度とこの子の前に顔を見せないでっ!!”って言う生活に疲れた元妻みたいな感じだったんだけどw、よく考えたら記憶を忘れられてるのって金田一・桜井だよな。現代(2007年)に近い記憶から忘れられるのか、強い記憶から忘れられていくのか分からないけど、侑斗自身は自分の未来が消えるような気分だろうけど実際に自分の記憶が人々の中から消えていく実感ってあんまりないんじゃないかなーなんて思うんだけど。例えば藤代のことなんて侑斗自身はまだ知らないわけで、実際に侑斗が堪えてるのって愛理さんの中の自分の記憶が忘れられること・・・ぐらいじゃないかなぁ。その点金田一・桜井は(何でそんなことを自分で選択したのかはまだわからないけど)実際に自分の生きてきた時間の記憶なわけで、どっちかと言えば金田一・桜井のほうが辛いんじゃないかって気がする。デネブさんは金田一・桜井と契約したんだよな。デネブさんがどういう気持ちでどういう事情で契約したのかこれもまだわからないけど、デネブさんの性格にしちゃ金田一・桜井に対する態度が冷たいなぁ・・・って気がした。デネブさんがあれほど強固に反対するってことは、これまでの変身で使われたのは金田一・桜井の記憶で、この先の変身で使われるのは侑斗の記憶ってことなのだろうか。

ずいぶん軽い記憶で過去へ飛び(キンさん談)、喉自慢大会会場にいた人には逃げたほうがいいよーと忠告してくれるだなんてモールイマジンさんってば何気にいい奴?なんて思ったんだけど、目的は電王を呼び出すことで、3体で待ち構えてたりとかデネブさんをゼロノスの片割れって言ってたし侑斗=ゼロノス=もう変身できないってことも知ってたし、作戦能力も情報収集力も大分レベルアップしてきてるな。てか3体のイマジンさんのどれかウラさんの声にそっくりだったんだけど!何度聞いてもウラさんのお声に聞こえる・・・。

ゼロノス復活の舞台を作るためとはいえ唐突にキンさんの身体の動きが悪くなったのが別離フラグっぽくて気になるところですが・・・電王のピンチに颯爽と駆けつけたゼロライナー、そして侑斗。侑斗の両肩を強く掴んで強引に自分の方を向かせ「だめだ侑斗。もう変身しちゃだめだ」と悲痛な声で必死に説得するデネブさんの目をまっすぐに見て(多分・・・)
「デネブ・・・イマジンをほっとけば未来は消える。やるしかないって、最初に俺んとこ来た時、お前そういったろ。(デネブさん「そうだけど・・・でもっ」)俺がゼロノスになって戦うこと。それがお前と(キッと金田一・桜井の方を見据えて)未来の俺との契約だ」
と言い、金田一・桜井の元へと歩み寄りカードをバッと受け取り変身する侑斗はめっちゃくちゃカッコよかった。「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」←これがこんなに哀しく切なく聞こえるだなんて・・・・・・。
・・・・・・けどちょっと思ったんだけど、侑斗ってオサレさんやん?結構服にこだわりありそうなんだけど、未来の自分があんなへんなかっこ(マントはともかくとしてもベースボールキャップの上にチューリップハット重ね被りするような・・・)してるってイヤじゃないんだろうか・・・w。そうそう、オサレといえば、モノクロの雑踏の中一人だけ色がある侑斗はまるでPVのようでした。交差点の看板の緑とか、侑斗の背後の落書きの緑とか、緑だけを浮き上がらせて見せたり、アバンの良太郎と侑斗の会話が夕焼けのようなオレンジの光の中でのことだったり、相変わらず無駄に芸術っぽさ(あくまでも “っぽさ” )を追求する舞原監督・・・。あ、そうだ。久々に古屋暢一を見ましたが、やっぱりいい顔してるよな。前の矢崎広くんといい古屋といい、電王の世界の武道家はオトコマエが多いですね(次郎さんも含めてw)。

ゼロノスの攻撃を受けて
モールイマジンさん「なんだぁ?あんまり強くないな」
ゼロノス「どうかな?」
いつもより一層荒々しく「そりゃっ!」「ハァッ!」「おりゃっ!!」とゼロノス
モールイマジンさん「おうっ!?ちょっと!あわっ!われちゃうよーーーーっ!」
ゼロノス「わってるんだよおーーーーーっ!!!」
という声とともにモールイマジンさんのアックスハンドをバキーン!と破壊!!!超かっこいい!!!ゼロノス超かっこいい!!!!!
「わってるんだよおーっ!」の声とかすごい魂こもってて、ちゃんなか上手くなったな・・・ってしみじみ涙ぐんだわ・・・。フルチャージ見てやばいっ!と土の中に逃げたモールさんを「逃がすかっ!」とキッチリ仕留めたのとかまじ涙・・・。
てか今度は電王みたくスイカ状になんのかと思ったのに、まだ回数券なのかよ。うたた寝から覚めた愛理さんが侑斗のこと忘れてたらどうしようかと思いました。とりあえず一安心。


ウラさんが「僕たちと良太郎の未来は一緒じゃないってこと」とか言ってたし、

復活を果たしたゼロノス
だが、良太郎は気づきはじめていた。それは過去と現在の“桜井侑斗”が、自分の存在を賭けてのことだと。

「自分の存在を犠牲にして?」
「いまさらだろ……そのうち、お前だって忘れる」

そして、前回戦ったときに感じた、キンタロスの違和感。
「良太郎と、うまいこと合わせられへんかった」
良太郎とモモタロスたちの時間が、離れはじめていた。
戦えば、戦うほどに……。

東映公式より

こんなの読まされるとうわああああああああああああああああああああああああんっ!って本気で泣きたくなっちゃうんだけど、「必殺技決めんだよ!必殺技!!」というモモさんが手にするそのダッサイ新武器はなんなの・・・・・・てかそのへんてこフォームは何なの・・・・・・・・・。