蒼井 上鷹『出られない五人』

脳溢血で急逝した酔いどれ作家のアール柱野を偲び、アール行きつけのバー<ざばずば>に集う男女5人。アールの死後閉店した<ざばずば>は、明日取り壊される予定であり、なくなる前にこっそりオフ会を開き一晩語り明かそうという趣旨であったが、突如身元不明の死体が転がり出て、更に探偵を名乗る正体不明の男が登場する。明日の朝まで外には出られず携帯も繋がらない中疑心暗鬼になる5人。しかも5人にはそれぞれ出るに出られぬ「理由」があったのだ。


全く面白さが分かりませんでした。それぞれの事情は殺人事件と天秤にかけたら出るに出られぬってほどの理由じゃないし。特に最後の一人なんて全く分からない。2つ目の死体と殺した人間との関係も説明不足。私この人のユーモアセンスは一生理解できない気がする(大袈裟)。