『仮面ライダードライブ』第15話「その想いが届くのはいつか」

姿を消したかつての恋人が自分を見守ってくれてる怪人なのかと思いきや、その恋人をはずみとはいえ殺してしまったという記憶を抹消した、つまり自らが生み出したようなものでしたー!ってなにこの超ヘヴィーな展開。まさかまさか仮面ライダーではぐれ死(の亜流)を見ることになるとは。それもさくら姐さんと蒼太で。残されてた日記を読んだだけでこの真相に辿りつく進ノ介の脳細胞すごいですねーってのはソレとして、場所が場所だけになんという2サス臭。
しかしこれ記憶がないとはいえロイミュード以前に過失致死罪が成立するんだけど、七尾リラの身柄はどうなんの・・・?。死体が発見されてない(弘樹は行方不明扱い)ってのが最後の最後で“海に転落したけど漁船に拾われてて目を覚ましたものの記憶喪失状態だったがようやく記憶を取り戻した弘樹”が登場するのに繋がるんだとばかり思ってたんだけど(だから落ちたら確実に死ぬようなハード崖ではなく手すりのあるマイルド崖にしたんだと)、これで自首するなり逮捕されるなりしたとして、死体がない+日記&本人の供述だけじゃ立件できないと思うのよね。仕事に夢中になりすぎて見捨てられたと思ってた恋人を実は自分が(事故とはいえ)殺してたってのに罪に問われることもなく、おそらく女優生命も終わりってことになったら七尾リラの精神壊れちゃっても不思議じゃないんだけど・・・。
つーか占い師を殺ってしまった直後にロイミュードによって記憶を奪われたわけだけど、これ偶然にしちゃあ現れたロイミュードの能力が都合良すぎだと思うんだけど、リラの嘆きに導かれた(反応した)とかそんなような理由があったりするんかね?。それに、その後も恋人が自分を見守っててくれてたんだと勘違いするほどリラにとって都合のいい行動を取ってたわけでしょ?。わざわざ弘樹のオリジナルタロット撒いてたのだってリラの弘樹への未練によるものなんだろうし。これまでもロイミュードがコピー元の人間の欲望・願望に沿った行動をとることはあったけど、それはロイミュードがコピー元の欲望を叶えてやることによって更に増長するコピー元の感情が欲しい(それによって進化する)という目的があったわけだよね?。でも今回はそれには該当しないと思うの。弘樹を殺した=ロイミュードに記憶を奪われたのは1年前なのに、リラが自分を守ってくれていると思しき怪人が弘樹なのでは?と思い至ったのはついこの数日なわけでしょ?。その間リラは弘樹に棄てられたと思っててロイミュードはその哀しみを欲したのかもしれないけど、それによってロイミュードが進化したわけじゃないっぽいよね。じゃあこの1年ロイミュードは何やってたのかと。霧子にリラがもう一人の怪物=行方不明の元恋人のことを話してるところへ社長が来たシーンの鏡を使った演出、これ妙に印象的だったからこれがロイミュードの動機と結びつくのかなーとか思ったんだけど、別になんのことはない、単なる思わせぶり演出ってだけだったみたいだし、ロイミュードの正体は面白かっただけに惜しいなー。


ハート様の前でチェイスに電流?毒?ビリビリお仕置きプレイをするブレンさんがちょっと楽しそうでよかったです。ふだん言うこと聞かない死神とハートの周りをうろちょろする女のせいで奥歯ギリギリしてるブレンさんなので、たまにはご褒美貰ってもいいですよね!
・・・と思ったら、火だるまとか・・・・・・仮面ライダーに致命傷与えるチャンスだったのにそのせいで撤退を余儀なくされるとかブレンさん・・・・・・・・・。
しかもそこにたまたま水溜りがなかったら超ヤバかったとかマジか・・・・・・・・・w。