『下北サンデーズ』第5回公演「下北キャンディキャンディ」

2週に渡って芸人メインの人情物語見せられるとちょっとうんざりしてしまうわけですが、そんなことよりもあれブルマじゃなくね?短パンじゃね??しかもぴっちりじゃなくね???

ゆいかがメインの役に抜擢された回の感想でも書きましたが、サンデーズの役者達って確かに芝居は好きだろうしサンデーズが好きなんだろうけど、ただそれだけというか、もっと純粋に芝居に対する情熱、役者としての夢みたいなギラギラしたものが千恵美さん以外からはほとんど伝わってこないんだよな。だから今回のメインであるキャンディの葛藤に全く重みがなくて、8年やった(8年やってそれですかとも言える)んだからもういんじゃね?なれるなら正社員になったほうがいいんじゃね?て思ってしまう。こういうベタな人情劇ってどんな事情であろうが最後はホロリになるのはお約束なわけで、それだけにそこに至る過程をどれだけ深く細かく描けるかが重要だと思うんだけど、このドラマは1話完結にこだわってるんだかわかりませんが、各エピソードが浅すぎるんだよな。これまでの回でもう少しキャンディが自分の才能について考えるような描写があれば今回の話はグッと熱いものになったと思うし、キャンディにあて書きしたというビジンジャーをキャンディの役(セリフ)だけでももっとしっかり見せてくれればもっともっと濃い話になったと思う。99%と1%がどーのこーのもいいこと言ってるんだろうけどあまりにもダラダラと喋ってくれちゃったもんで何一つ頭に残らなかった。なんだかいろいろと残念な気分。

“ヒトステ”は劇団演技者。のメジャー版のようなものなのだろうか。“ヒトステ”に出演が決まったサトシンの「やったぁ!眼鏡新調しなきゃ!」がバカ可愛かったです。
そしてやっぱり蛭子さんは大根だが味がある。あの佇まいは独特の存在感だわ。サンボもキャンディも目指すならあのポジだと思うぞ。


この先に何らかの期待が持てるような要素もないし、もうそろそろ潮時かな。