高島姐さんカッコイイ!やっぱ姐さんはこうじゃないと。「エンジン」?何のことですか?
想像以上に性格悪そうな美人三姉妹で嬉しくなりました。姐さん演じる長女の藤代が、瀬戸朝香演じる次女千寿に「大人しそうな顔して実は・・・」みたいなことを言ってましたが、えーっと、バリバリ気強そうに見えますけど・・・? ビジュアルはともかく演技力の面で5ランクぐらい違うんじゃないかと心配してた三女の香椎由宇も、あのたどたどしさが父親に甘やかされて育った末娘のお嬢様らしくてそれなりに一安心。セリフは極力少なめでお願いします。
そんな性悪三姉妹に負けず劣らずいい感じだったのが主人公の文乃を演じる米倉さんですよ。最初の1時間ぐらいは似合ってないなぁ思ってたんだけど、遺産相続の話あたりから俄然よくなってきた。いくら大人しそうな女を演じていても、やっぱり企んでそうに見えちゃうんじゃないのー?と思ってたんだけど、メイクもすっぴんに近く冴えない感じにしてて、ちゃんとグッと堪えて耐える女に見えました。薄幸な感じに見えた。それでいて地味な服を着ててもナイスバディーは隠しきれず、なんともいえないエロさが滲み出る感じで、そりゃー社長は数多い女子社員の中でも文乃選ぶよなーと思った。でもやっぱりレオと米倉さんの組み合わせはありえねーって感じなんだけど。死の淵で必死にしゃべる嘉蔵はやっぱりレオだし、その後廊下で崩れ落ちる米倉さんと合わせて笑ってしまった。つーか、この二人って別に不倫でもなんでもないやんね?普通に付き合ってるだけなのに、どうしてあんなにいけないことのように扱われなきゃなんないんだろう。原作当時ではそういう風潮だったのかもしれないけど、今だったら娘と同年代の後妻なんて珍しくもなんともない気がするんだけど。婿養子だから遠慮してるとかそういうことなのかな?原作未読なんで、この先どういう展開になるのか分からないけど、舞台を現代にしたことで、時代錯誤的な違和感をどれだけ感じずに見られるかがポイントかな。
初回と次回のあらすじを見る限り、文乃はただ愛した男の子供を産みたいというだけのように見えるけど、それ以外の登場人物は全員悪だな。特に叔母さん。長女に産まれなかったことが相当コンプレックスになってるな。あとまたこの人デター!な文乃が休みを変わってもらった同僚の女。あの人が意地悪役で出ると俄然テンションあがります。藤代+踊りの家元 VS 千寿+旦那 VS 雛子+叔母 VS 文乃(もしかしたら宇市)という図式なのかぁ。同僚女はどこに付くのかなぁ。千寿チームかな。一番強そうなのはやっぱり藤代チームだよな。つーか、高橋克典が踊りの家元て・・・・・・・・・。色黒っ!どうしても昼は家元、夜は・・・みたいに見えてしまう。嘉蔵の葬式シーンの喪服姿もどう見ても家元というより若頭だったしなぁ。まぁ、まんざら夜は・・・で間違ってないような感じもするので、今後の暗躍に期待しまくり。それから千寿の夫、良吉。確実に宇市の部下のセクシーOLを篭絡するでしょ。単なる婿養子社長の座では満足しないぞ的な野心が見えまくり。宇市役の橋爪功を含めた男バトルにも期待できそう。
2時間SPなわりにはストーリーの進み具合はノロノロだったけど、密度は濃かった。来週からはガンガンバトルシーンがありそうなので、ワクテカでございます。
ウチのとーちゃんは普通の2時間ドラマだと思ってたらしく「全然話が終わってないじゃないか!」というので、「だってこれ連ドラだよ?」と教えてあげたら「そんなつもりじゃなかったぞ!!」と憤慨しまくってました。アホです。