実はわたし、ここまで大也のことを「イイな」と思うことがなかったんだけど(未来の知人のカレー屋を立て直す回で「店ごと買う」と金で解決しようとしたところは嫌いじゃないけどw)、「君たちが仲間で良かった」と言ったときの顔はよかった。すごくよかった。
今回明らかになった大也の「原点」をもっと早くから描いていれば、「誰よりも余裕のある大人」として具体的に何をしてるのかをもっとしっかり描いていれば(寄付した施設の子供からお礼の手紙が届いてるってな描写はあったけど、ノブレス・オブリージュ的な、そんなニュアンスで受け取ってたもん)、それなのに「地球の敵」となってしまったという悲劇性がくっきりしただろうに、大也関係をここまでほとんど描いてこなかったことははっきり言って失敗だったと思う。気持ち的にもう手遅れなのよ。