『アンメット ある脳外科医の日記』最終話

三瓶先生にどっぷり心を寄せて見てしまったので、最初から最後までずっと顔面べっしょべしょでした。

よかった。
なにもかも、だれもかれもがよかった。
前回の四者会談では10分がせいぜいだと言ってたくせに「8分ならいける」な大迫教授も、この緊迫した手術で左手を使う星前先生もかっこよすぎるし、長年生きてきたけどまさかグミに泣かされる日がくるとは。

原作はまだ未完だそうで、最後のセリフを「わかりますか?」「わかります」にしたことは最適解だと思う。見事の一言です。


しっかりとしたメッセージであり想いがあって、そのために必要な映像であり演出にとことんこだわって、これだけ丁寧に「連続ドラマ」を作るひとたちがいる。
しっかりと届くそのメッセージであり想いを受け取りながら「連続ドラマ」を見ることができる。

普段は憂鬱でしかない月曜日だけど、月曜日が来ることが待ち遠しかった。
ドラマを毎日を生きる糧としているものとして、この作品はまさに希望であり宝物です。