『光る君へ』第9回「遠くの国」

寛和の変という歴史上の出来事に向かっての肉付けがエグイ・・・。
そして「袴垂れ」が直秀たち散楽一座のモデルなのでは?と言われているので、その最期が惨殺であろうことは予想できていましたが、まさかその「理由」を道長とするとは、えげつなさすぎる脚本に震えた・・・。
「遠くの国」ってそういう意味かよ・・・・・・。

そうか。母が殺された理由は自分にあると心の枷を抱えるまひろに対し、大事な友人を自分のせいで殺させてしまったという道長もまた同じ枷を心に抱えることになるのか。
「死」に触れるのは穢れであるにもかかわらず、土を握る直秀の手を綺麗にし、そして自らの扇子を持たせてやる道長は直秀だけを埋葬するのかと思ったら七人全員を埋葬してやってて、その恰好で素手で七人分の穴掘って埋めたとかマジかよ・・・などと思いつつ、「この経験」を共有する道長とまひろはまさに『ソウルメイト』なんだなと、9話にしてそう理解&納得できてしまった。

一方の藤原家はやっぱり清明が入れ知恵してたってなことだけど、父からDVを受けてるとでっちあげることは道兼自ら考えた、ってことでいいのか?。
「道兼を帝の側近にする」ことは清明と兼家の計画に不可欠だろうからそれを命じはしたけど、どうやって帝に取り入るかは道兼任せってことかなと。
倒れたところまでは本当だけどそのあとは寝たフリしてたことを“自分だけ”が知らされていて、お前らが祈ることしかしてない間に俺は帝に取り入るべく自分の身体に痣をつけたんだぜ!とドヤる道兼にドン引き顔を隠さない道隆と道長と詮子を見て、先のことを想像して「ああ・・・・・・」となってしまう。

そして肩口の傷は「実際に自分自身を荒縄で打ち付けてつけましたよ」ってマジか・・・。「ああいうディテール、拘って損はないなと思いましたとさ笑」って、思いましたとさ笑 じゃねーだろよ!怖い!玉置玲央が怖い! (それだけにこの先の道兼が怖楽しみすぎんのよ!)。