『ジャンヌの裁き』第3話

3話にして初めて審査会が出した「起訴相当」という「結論」が受け入れられたようだけど、剛太郎の元妻・佐和子が書いた記事というアシストがなかったらどうなってたかわからんよね。

でもまあそういう背景があるなら仕方がないとは思いつつも、他に誰もいない廊下で剛太郎の胸倉つかむぐらいならいいとして審査員たちのまえで書類床に叩きつけて退出するのは弁護士としては勿論社会人としてもよろしくないだろう・・・な近藤が抱える罪悪感は今回のことで少しは軽くなったってところかな。

で、近藤の背景=桧山との関連となる事件がドラマの縦軸になるんだと思っていたので、近藤個人の話としてはこれで終わりとなるならばじゃあ縦軸は?となるところで「審査員のなかにいる桧山の内通者(桧山から金銭を受け取っている人物)は誰か?」なんて要素が出てきて、これが縦軸ってことになるのかな。

多数決で決まるわけだから一人を買収したぐらいで「不起訴相当」という結論にもっていくことはできないけど、桧山と繋がる人物を窓口として不起訴相当に挙手する審査員たちが増えていく・・・的な?。
となると「検察」という組織ではなく「桧山個人」を「悪」にして剛太郎たち「正義のヒーロー」がそれを倒すという落としどころになりそうで、それはちょっと安易だなとは思う。今のところは。

しかしこうも続けざまにド素人集団が「証拠」を見つけて事件の「真相」を暴いてしまうとなると、検察仕事しろ!については桧山という悪徳検事の存在があるからってことで(ドラマとしては)いいとしても、警察も仕事しろってな話よな。
「パスワード」って入力枠があるのに画面をタッチして画像認証ってどんなトラップやねんwとは思うけど、でも冬の宝石っていいましたっけ?星をつなぐとダイヤモンドの形になるってのは別にこの二人が勝手に言ってるってことでもないんでしょ?そういう説もあるってことなんだよね?。であればこの程度のパスワードを突破できないだなんてポンコツすぎるだろと。