『ジャンヌの裁き』第2話

検察審査会による「起訴相当」ってどれぐらいの効力があるんだろう。
審査会によって娘が自殺ではなく自分を思ってくれる相手と逃げようとしていた、生きようとしていたことがわかり、それだけで母親は救われたということなんだろうから「遺族のため」という意味では(物語の)結果としては十分ということになるのかもしれませんが、特捜部長が資料を「握りつぶした」案件であるわけで(この程度の偽装を自殺ではなく殺人だと警察が見抜けないとは思いたくないんで、警察は起訴されるであろうと思って送検したのに検察が「不起訴」と判断したということであってくれ)、検察によって再度「不起訴」とされることはほぼ間違いないように思うけど、審査員たちはともかく近藤弁護士はそれぐらい予想ができるだろうに、なにを考えてこの案件を審査会に提示したのだろうか。

おそらくその結果が「担当弁護士がクビになる」ことなのでしょうが、弁護士が一人付くことは規則なのでしょうから新しい弁護士がくるだけだろうしな。
まあだれかからなにかを言い含められた弁護士がきてこれまでのように和気あいあいと審査する空気じゃなくなるかもしれないけど。