『めぐる未来』

表向き(他人に説明するとき用に)「病気」と言ってるんだと思って見てたんだけど、もしかしてこれ萩原くん演じる未来くんはマジで「病気」という設定なのか?。
感情の起伏によって心拍数が一定値より上がると血流がどうのこうのって言ってたけど、それにより「過去に戻る」ってどんな病気だよww。
普通に親から遺伝した「力」でいいだろうにわざわざ「病」としたことに理由があるのだろうか。

シュタゲや東リベのように「何度やり直しても妻の死を回避できない」という話になるのかと思いきや、妻の死が自殺ではなく殺人であると知り妻を救うために犯人捜しをすることになるのか。
犯人候補は妻が働く出版社の社員たちということになるのでしょうが、大西礼芳さんと時任息子しか見知ってる人がいないので、キャストで見当がついてしまうということがなさそうなのはいいな。全員あからさまに妻に対して「腹に一物」顔してんのはどうかと思うけどw。

同僚の全員が妻に殺意を抱いてて、タイムリープして死を回避したと思ってもやっぱり殺されてしまうのは毎回犯人が違うから、なんてことになったりしても驚かないぐらい全員が妻のことをよく思ってなさそうなのはなんでなんだろうな。

しかしこれ感情の起伏を可視化するために「心拍数」という表現にしてるんだろうけど、1度目は霊安室で「妻の遺体を見せられ」2度目は「目の前で妻が転落死」という特大級の衝撃をやっちゃうと、この先何度か過去に戻ることになるんだとして回を重ねるごとに感情を大きく動かすトリガーを作るの難しくなりはしないだろうか。
「妻の死」は何度経験しても衝撃ではあるのでしょうが「妻が殺される」ことを前提として行動するわけで、次からは「何故殺されるのを防ぐことができなかったのか」という怒りとか憤りとか、そういう感情になるんじゃないかと思うのよね。それでそこまで心拍数って上がるかなーと。