『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第8話

ドラマ全体を通して描くなにかがあるわけではなく、ただ「ケイジ」と「ケンジ」と「ハンジ」の日常(仕事)を描くだけで、次回が最終回とか今更ながらなぜこの企画が通ったのか謎すぎる。

最終回もとくになにがあるわけでもなくぬるっと終わりそうな感じだし、当初は縦軸があったものの2作目以降はフォーマットを作り1話完結スタイルでシリーズを重ねたキントリの穴埋めにするつもりなんだろうと推測するけど、それならばキャラクターが弱すぎる。

脚本も警察と検察と裁判所の関係性を描くというせっかくの「特色」を活かせてるとは言えないし、シリーズ化するならまずはキャラクターに愛着を持てるような話を作って欲しい。主人公からして「元教師」という設定が活かせるのは若者相手ぐらいで、今回なんて妹を心配するだけでなんもしてなかったし、全体的に中途半端すぎる。