『ゆりあ先生の赤い糸』第2話

菅野美穂演じる主人公以外ろくでなししかいねーじゃねーかと初回を見終えた時に思ったんだけど、ゆりあ以外ろくでなしのクズしかいないのは変わらずだけど(松岡茉優演じるもう一人の愛人もやっぱりタチ悪女だったし、りっくんに興味津々で下心剥き出しの吾良妹とゆりあ姉がクソゲスすぎて笑ったw)2話を見終えてこのドラマのなかで最もイカれてるのは主人公のゆりあじゃん・・・となりました。

その判断を「夫」に委ねるのはどうかとは思うけど、本妻であるゆりあが「誰を選ぼうが構わない」という考えでもって『夫の意識が戻ったときに選ばせる』べく公平性を保つために全員で共同生活を送り夫の介護を分担することを提案するという展開それ自体はドラマとして面白いんだけど、夫が突然こんな状態になってしまっただけでも非常事態なのに次から次へとまさかの事実を知る羽目になり狂ってもおかしくないってか狂わないほうがおかしいとして、ゆりあの狂気はそういうんじゃないじゃん?。そこが面白いけど人としては怖い。

それで言うとりっくん(公式確認したら稟久でりくと読むのか)とぽやぽやしながら(ぽやぽや女を装いながら、か?)図々しさを丸出しにする小山田みちるとの性悪バトルは分かりやすくてイイな。
ゆりあとりっくんの関係性は刃物の上を裸足で歩く的な怖さがあるけどみちるも加わっての同居となるとカオスすぎてコメディにぐんと針が振れるのが面白い。

この状況・関係性で「血の繋がりを越えた家族の絆を作る」とか意味わかんなすぎでしょと思ったけど、家族の絆ができそうな気がしてきたわw。
そしてその絆を目覚めた吾良がぶち壊し修羅場と化すところまで期待したい。