『フェルマーの料理』第2話

W主演コンビの関係性、片割れの名前が「岳(ガク)」に加えて本編で描かれている時間よりも「先」の時間を見せ、そこにはガクを巻き込んだ張本人が不在である、という状況までトリリオンゲームと同じなのか。業種の違いというだけでなく、岳の現在と未来がトリリオンのソレとは全く違うんで本編を見てる最中はそこまでトリリオンゲームを思い出すということはないけど、編成の手抜きというか気遣いのなさを感じなくはない・・・かな。
似たような枠組みで2作続けて作るのは狙ってのことだったけど、トリリオンの数字が芳しくなかったこととメインキャストのあれこれがあって「2作セット売り」ができなくなったという事情があるのか?などと勘繰りたくなってしまうほど「同じような作品を続けて作ってる」という印象はあるので。

でもこの作品にはトリリオンにはないものがある。そうです裸光臣です。
2話にしてもはやラスト数秒の裸光臣のために見ていると言い切るけど、本編で今描いている時間の先に海がいないことに裸光臣(と仲村トオル)がどう関係しているのか気になるわー。
主役だの脇役だのって言ってるけど、今の海と岳の関係がかつてのトオルと海のソレだったのだろうとは予想がつくとして裸光臣はなんなのよと。脇役にしては濃すぎるけどこんな主役も厭だw。


肝心の料理は料理の過程で言ってる数字は要するに低温調理ってことじゃないの?としか思えんし、テーマは「ノスタルジー」で「肉じゃが味のサイコロステーキ」とかやっぱりトンチキなんだけど、嫌味キャラだと思ってた細田義彦のスーシェフが熱血野郎なのにはびっくり&今後が楽しみ。