『コタツがない家』第2話

「俺の話は長い」は舌禍バトルを楽しめたけど、これはそうでもないのは俺の~の一家は“難あり”レベルでまだ可愛げ?があったのに対してこちらは一ミリも可愛くないからだろうか。
特に悠作。こいつの言動がマジでムカつきすぎて言葉の応酬を楽しめないんだよな。言ってることにひとっつも「それはそうなんだけど」と思えるところがないんだもん。
そして悠作を「こんな夫」にしたのは紛れもない万里江その人だから笑うに笑えない。
小林薫演じる主人公の父が加わることでそこいらへんが緩和されるのではないかと期待したけど、舅と夫の罵り合いとか醜いだけで気分悪くなるんだよ。父・達男の事情も思ってたよりもヘビーだし。
家を飛び出してったあと、居酒屋で語り合う父と娘は良かったけど、でもこの「良さ」はこの作品の根幹ではないよな。

ダメ男どもをまとめて私が面倒見てやる!と決意する万里江だけど、実際万里江なら、そして小池栄子ならばまとめて面倒見ちゃいそうではあるものの、でもそれじゃ男どもはさらにダメになるだけだろうに、となるとダメ男どもではなく万里江が「変わる」話になるのだろうか。だとしたら最終的には三人まとめて捨ててやらあ!という方向で変わるんでもなければ見終わったあとに残るのはストレスだけのような気が・・・。