『仮面ガッチャード』第8話「グレイトなきずな」

マルガムって人間の悪意とケミーが結びつくことによって生まれる怪物じゃないの?。今回の父親のことをラケシスは「器」と呼んでたけど、空っぽの器がケミーで満たされるとマルガムになるのではなく悪意でいっぱいの器がケミーによって溢れることでマルガムになると、わたしはそういうイメージで見てるんだよね。
終わってみれば「息子愛が強火すぎた」という話だったんで、それを「悪意」と言うのはどうなんだろう?それも子供番組で、とは思うけど、とにかく元々息子を溺愛してる父親がいて、でも「サボ助」を拾ったことで息子が勉強を疎かにしてるってんでサボ助を捨ててこいと命じたわけだよね?。で、サボ助を捨てようとした息子が宝太郎たちと出会ったと同時にラケシスによってマルガムにされたって流れだったよね?。
つまり、サボ助を捨ててこいと言ってる時点で「悪意」が充ち満ちてたということだと思うんだけど、サボニードルはその悪意に反応しなかったのはなんでなの?。みんながみんな悪意に反応するわけではないってことなの?。

ていうかこれが一番わかんなかったんだけど前回のラストでサボニードルがガッチャードのドライバーから自発的に?離脱したのはなんだったんだ?。回収されカードになった状態でも自我によってそんなことが出来ると理解していいわけ?。

ゲストの話は父と子の間にある『問題』については結局愛情を拗らせ過ぎたってだけで、父親がそれを自覚し反省しましたってことでいいけどさ、でもそういうことならこれまでマルガムになった奴らの「悪意」からすると随分と「悪」の度合いが低いと言わざるを得ないわけで、この程度の悪意でいいとなるとアカデミーはこんなにチンタラケミーを回収してる場合ではないのではないかな?。