『仮面ライダーガッチャード』第6話「超A級☆ネジれスター」

マルガムになりそうになってる一人暮らしの女性の部屋に無断で上がりこみラケシスを物理でぶっ飛ばし、女性に「復讐なんて無意味だから前を見て生きろ」(台詞うろ覚え)とクールにアドバイスしたあとでなぜかわざわざ宝太郎の母親がやってる定食屋に朝食を食べにやって来たって時点で「おやおや?」と思ったわけですが、宝太郎が作ったスペシャルモーニング定食なるものを「不味い」「喰えたもんじゃない」と言いつつバクバク完食し、なぜか宝太郎からエプロンを奪い厨房をお借りしてサラダと共に可愛いうずらの卵を添えた紫色のオムライスを作った挙句1000円だけ置いていくという、この間10分ぐらい?この10分にスパナさんの魅力が詰まりに詰まってた。すき。

そして超イカすバイクを颯爽と乗りこなす一方で、ボルトのマルガム態に高さが届かないってんで、そこで超A級の錬金術師として錬金術でもってなんらかの対策を講じるのだと思ったのに宝太郎にアシストしてもらうという中途半端なバトル、微妙なヌケ感もまたヨシ。コイツひとりでいいんじゃないかな?という完璧超人じゃないところがよいわー。すき。

そんなスパナさんを宝太郎とはまた違うベクトルで一方的にライバル視する存在として鉛崎ボルトというキャラは1話で終わりにするのはもったいないんで、スパナさんのピンチに現れ「俺が負けた黒鋼スパナはこれほどまでに情けない男だったのか?」などと煽り励まししてくれることを期待してる。
(生徒の眼前でミナト先生が容赦なくボルトの記憶を消去してたけど、錬金術師の家系ってな話だしゼロからここまでの記憶を消されてもまた錬金術師としての研さんを積み、なにかの拍子にスパナのことを思い出したってんでイケるでしょ)