『どうする家康』第38話「唐入り」

なにをして「ちゃんと」なのか具体的に説明はできないんだけど、土台がちゃんとしていれば今回の秀吉を挟んでの三成と家康の関係性(器の違い)や茶々と阿茶のバトル、(タイミング良すぎにも程がある!w)どうした義昭!?に唐での戦況を家康が知る流れ(半蔵と大鼠のコント)、そしてここで秀吉を「猿」と呼ぶ家康を「脚色」として楽しめただろうし、なんなら絶賛したかもなー
などと思い続ける45分でした。予告の「秀頼があなたの子だとお思い?」まで含めて。

この先の史実を踏まえると茶々が諸々を煽ることになりそうだけど、瀬名と茶々を両極に配置し「二人の女」に翻弄される物語にするってことなのかな。

それにしても今回のムロツヨシはすごかった。
全ての局面で素晴らしく、家康がこんな感じなんだしそこまで老けさせることはないのでは?なんてことはどうでもよくなったわ。
「子が出来た」と知った秀吉の狂気、それに対する家臣たちの戸惑いからの次回のタイトル「太閤、くたばる」って・・・。