『大奥』「医療編」第11話

「幕末編」からの出演だと思ってたんで、いきなりの古川雄大の瀧山に「おわっぐうぐっ」という謎のうめき声をあげてしまいました。びっくりさせないでよもう(でもうれしい)。

Season1と比べるとガラっと雰囲気が変わった感がありますが、吉宗様の「イズム」は引き継がれてるし、その悲願こそが医療編の芯でありあの吉宗様の時代を経ての今のこの大奥の空気感なんだよなと思いつつ、その中心にいるのが村雨辰剛と玉置玲央って、よく考えずとも「凄い」ことだよなと思わずにはいられない。
このキャスティングで作りたいと言った人をわたしは無条件で支持するし、このキャスティングにGOを出した人をわたしは無条件で尊敬します。
青沼はハーフではあるけど生まれも育ちも長崎ということでいいのかな?(Season1が終わってすぐ漫画を買ったんだけど、悩んだ末ドラマ版の完結を見届けてから読むことにしたので引き続きまっさら状態での視聴です)だとしたら喋りのたどたどしさは「違う」のでしょうし、人柄の良さは伝わってくるものの大声で一喝するシーンなんかは拙さを感じなくはないんだけど、バディとなる玲央くんの黒木と、それからなんといっても鈴木杏ちゃんの平賀源内がどっしり支えてくれる安心感たるや!。

てか杏ちゃんやっぱうめえな!!。つい先日舞台で観たときもうめえなと唸らされたんだけど、生でも映像でもおかまいなしにとにかく巧い。

ていうかヅラが似合い過ぎる玲央くん黒木ってばツンかと思ったら即デレかよおおおおおおおおおおおお!。
蘭学も医者も嫌いだという黒木はどんな闇を抱えてんだ?と思ったら「父親がクズ」ってだけでズッコケたけどw、でも親だからこそ余計に拗らせてしまうのはわからんでもないと思ったらコンプレックスである悪筆を褒められあっという間にデレる黒木かわいいなコンチクショー!。

そして家治(みーたんこと高田夏帆ちゃん!)の御台所が趙珉和さんで「おっ!?」となったんだけど、この人良い人ってことでいいんだよな?なんか企んでたりしないよな??。


蘭学教室に閑古鳥が鳴いてる初回のこの状態からどうやって赤面疱瘡撲滅に突き進んでいくのだろうか。Season2もめちゃめちゃ楽しみ!!。