『トリリオンゲーム』第6話

登場した瞬間こそ金(儲け)至上主義のいかにもな天才業界人かと思わせて、ふたを開けたら一人称が「おっちゃん」って濃いなあw。
その決断を引き出したのはガクの熱意とハルの口八丁の奥にある本気があったからなんだけど、あのシチュエーションあの流れでトリリオンゲームへの移籍を発表する(ことでドラゴンバンクの動きを抑える)ってのはこのドラマが始まって一番スカッとしたわけで(ハルが「世界の蛇島」を捏造した件はどうなったのかとは思うけど)、鈴木浩介の加入で学生のサークルにしか見えないトリリオンゲーム社がようやく「会社」になった感があるし、ドラマとしても締まったな(相変わらずグレーすぎるゴップロのほうは気にしない。気にしないったら気にしない)。

そして「心が震える瞬間に人は課金する」には別の意味で震えたわ・・・。某ゲームを運営する会社ではユーザーの課金を大きなスクリーンに金貨がジャラジャラ降ってくる映像として社員に見せてて金貨ザックザクのジャッブジャブってな話を聞いたことを思い出して・・・。

あとドラゴンバンクの社長が本気の「怖い顔」になったシーンがあったけど、國村さんだとガチすぎて、やっぱりこの手の役は香川照之ぐらいの軽さ(コメディ感)でいいんだよな。呼び出されたおっちゃんがビビりまくるのは説得力あったけど。