恋愛よりも仕事(をすることが楽しかった)というこれまでを後悔はしないけど、思い出してキュンキュンするようなデートや恋愛をした人を羨ましく思う気持ちはあるというチカさんを海に連れて行き「ファンタジーじゃない!!」と叫ばせ、「年齢とか経験とか関係なく若いカップルが引くほどはしゃいだっていい」「恋愛だって結婚してから恋してもいいし、順番なんてどうでもいい」「だからチカさんがやりたいと思ったときにやればいい」って、そりゃ「私達別れましょうか」となるわな。
女にはタイムリミットがある。バス停でバスを待ってる間に時間はどんどん過ぎていく。乗りたいバスが来たらその時乗ればいい男とは違うんだよね。
子供が欲しいと強く願うチカさんには相手のことをゆっくり知ってからなどという時間的余裕なんてないのだから。
向井くんはちゃんとチカさんを見て向き合ったつもりで「やりたいと思ったときに恋愛すればいい」と言ったんだろうけど、やっぱりぜんぜんわかってないんだよな。
そしてチカさんも同じく向井くんを見てなかった。
二人はそれを『タイミングが合わなかった』と言ったけど、今回はまあ「結婚」に対する価値観の違いだよね。どちらが正しくてどちらが間違っているとかでなく。
そしてかつて大人の関係になったときにお互い不快ではなかったけどなんやかんやで疎遠になってしまったことを思えばやっぱり『タイミングが合わない』相手ということだろう。
それを結婚前に認識することができてよかったと思うよ。妹夫婦の例もあることだし。
で、たぶん年齢的には同じぐらいだろうに、チカさんに対して坂井戸さんという存在がいること。
わたしはそこにこのドラマの意志を感じるんだけど、これで最終的に向井くんと坂井戸さんがスピード結婚なんてことになったら白目剥くw。