有功が福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ)で玉栄が奥智哉くん(仮面ライダーオーバーデモンズ)まではまあそこまで「狙ってる」とは思ってなかったんだけど、1年経っても子を為すことができない有功に変わって「種を付けるのがうまいと評判の男」(すごい設定だな・・・w。しかも評判通りスコッと上様を懐妊させることに成功してるし、思わずアドベンチャーワールドのビッグダディこと永明さんを思い出してしまったわw)として登場した捨蔵が濱尾ノリタカ(仮面ライダージュウガ)で、寝たきりになった捨蔵に続いて呼ばれたお夏と名付けられた浅黒い顔の男が押田岳(仮面ライダーゲイツ)ときたら、これはもう完全に『男は全員SHT』で揃えてきてるとしか思えん。
だって他にも橋本淳(マジレッド)や田中幸太朗(アバレキラー)が出てたし、なんなら老村瀬は死神博士だもん。
このドラマの世界観として、男の大半は赤面疱瘡に罹って命を落とすわけで、赤面疱瘡に罹らずに済んでる男は云わば赤面疱瘡との戦いに「勝ってる」わけだよね。
それを戦わなければ生き残れない世界を知ってるSHT出身者が演じるのは当然、いや必然ってなところか。
で、そんなヒーロー経験者たちを文字通り「平伏」させる堀田真由ちゃんの家光が素晴らしいって話。
「家光の娘を家光にする」という春日局の妄執によって母を殺され名を奪われ人生を決められた娘が、愛を知り母となり、このままではこの国はおしまいだと騒ぐ男たちに「滅ぶならば致し方なし、それを見届けるだけだ」とクールに言い放ち、そして春日局の死を経て「女将軍」となることを堂々宣言する迫力には思わず身震いしたもの。
でももう次回で綱吉にバトンタッチしちゃうのか・・・。サクサク進むのは見易くはあるけどじっくり堪能したー!とはならないところが難しいね(そこで原作を読め!ですよね)。