『仮面ライダーリバイス』第6話「エビルの正体!衝撃のショータイム!?」

もうちょい引っ張ってもいいのでは?と思ってしまったほどサクっとエビルの「正体」が明かされてしまったわけですが、なるほど、目の前の男が「五十嵐大二ではない」と判ったうえでジョージはベルトを与えたのか。ついでにバイスタンプを盗んだのも五十嵐大二ではない「そいつ」であると。

で、「泳がせてみよう」というジョージだけど、デッドマンズに行くことは想定してたことなのだろうか(フェニックスのユニフォームと似たような黒衣にわざわざ着替えてることもだけど、爪を黒く塗ってんのがいかにもっぽくて微笑ましいw)。

バイスがベルトを装着することで体内の悪魔を実体化させるシステムなのに対し、エビルのベルトは大二と悪魔が分離するということではないようなので、『カゲロウ』と名乗った(かどうかはまだわからんか。「陽炎」もしくは「蜻蛉」のようなものと言いたいのかもしれないし)(しかしライダーでカゲロウと言えば「KAGEROU」を思い出さずにはいられない・・・)大二から生まれた悪魔にベルトを使わせることで本物の五十嵐大二の精神・肉体に対する影響を含めなにがしかの変化・進化があると目論んでの「泳がせる」という判断だと思うのだけど、デッドマンズ側の戦力を上げてる余裕あんの?とは思う。
今回のお悩み相談案件(パパさんの突発的な思いつきであってその回限りのことかと思ったら、恒常的にお悩み相談受けつけることにしたんだね)の注目ポイントはバイスタンプを与えられた弁護士だけでなく裁判長もが“デッドマンズ信者”だったことだと思うのだけど、つまりそれは法曹界にまでデッドマンズの力が及んでいるということになるわけで。

それはさておき、大二がカゲロウに侵食され始めたのは「眠れない」と言いつつヒロミと同じタオルを使ってたあたりからなのでしょうが(今でもこのシーンが「2人で同じタオルを使う」という演出であった意図について考えているのですが、予告でヒロミが「五十嵐大二を止めます!」と言ってて、さらにベルトを持ってるとくれば どうやって五十嵐大二を止める?→変身します! となるであろうわけで、初回であれだけの醜態をさらしておきながらもう一度変身しようとする動機というかエネルギーの理由が「五十嵐大二」にあるならば、大二とヒロミの間にはわたしが思っているよりもずっと強くて深い関係性があるのではないか、だからあたりまえにタオルを共有していたのではないか、ってなわけで次回は正座で見ます!!)、なぜそのタイミングだったのだろうか。

大二の悪魔の源が「嫉妬」だとして(加えてアギレラ様に「一輝の弟」と紹介されての反応からして不甲斐ない自分への嫌悪感もありそう)、兄貴に対する嫉妬ならば開始当初からしてたわけで、実際兄貴にそれをぶつけてもいたわけで、もっと早くにカゲロウの片鱗が見えていてもよかったのではないかと思うのだけど、もしかして一輝がフェニックスと正式契約したことがカゲロウが大二を乗っ取る直接の「キッカケ」だったりするのだろうか。


予告にあった「空手着姿のさくらの背中を押すフリオ」がどんな流れでそうなるのかと思ったら、「リバイスのアキレス腱に近づくため」でした。
柔軟してるさくらに「背中押します!」と言うフリオに笑ったし、これアキレス腱のつもりがさくらに恋しちゃう未来しか見えないんだけどw。

それからパパさんとぶーさん?が出入りしてた「関係者以外立ち入り禁止」の奥が気になるんだけど、あの扉の向こうの部屋一面にデッドマンズと悪魔に関する関係資料がぶわっと貼ってあったりしないかな。パパさんと常連客たちは実は以前からずっと悪魔について調べていて、中盤でフェニックスが組織として崩壊すると「今こそ我々の力が試される時だ」なんつってフェニックスに変わってデットマンズと戦うべく一輝たちを支えてくれるとか。